NHKのラジオ英語会話テキストの表紙だが、一瞥してひどく不快になった。
「なぜ日本人は英語を話せないのか」
って、なんじゃい!
「毎日話す母国語じゃないから」もしくは「親や家族が英語話者じゃないから」に決まっているでしょう。
私だって、いまだ英語はnative同様には話せない。それは、大人になってから英語の勉強を始めたので仕方が無いことである。
どうして、こうもNHKは日本人をくさすのだろう?
アメリカ人の誰かが、「どうしてアメリカ人は●●語を話せないのか?」なんて悩むだろうか?
日本語と英語は、文字も文法も発音も完全に異なる言語なんだから、仕方ないでしょう。
スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、フランス語なんて結構似ている。だから、旅行で国境をまたいでも、駅や空港のアナウンスを聞いていると結構わかる、という。そんな他言語、日本語にはない。
しかし彼らは「私らスペイン人はもっとイタリア語を話さなければならない」なんて思ってはいないし。
こんなにも「外国語が話せないことを恥ずかしがる」国民、って日本人以外にいるのだろうか。
私はゴルフはシロウトだけど、松山英樹選手のマスターズ優勝という快挙は、いかに褒めても褒めても褒めたり無いことか、くらいはわかる。
しかも2位とは1打差。ぎょえ~。
もし私がゴルフをやるとしたら、入場料の元をとるため、一打でも多く打つ(ウソ)。
その彼には、ターナーさんという老練な通訳がついているという。へタに英語を話さないで、通訳を使えばいいのだ。
しっかし、イチローのようにあんなに長年アメリカに住んでも、人前で絶対に日本語しか使わないっていうのもちょっと、いやなんだけど。
松山選手のキャディーさんが、18ホールを終えて一礼した姿が、海外で非常に高い評価を受け、話題になっているという。
日本人にとってはごく普通の行為なんだけど、西洋人にとっては、おそろしくオリエンタルな礼節に映るらしい。
しかしこの記事、「中央日報」の日本語版だ。だから、
一礼をするのは早藤さんの言葉のように東洋人には平凡な感謝と敬意の表示だ
と、自分らを含めるため、こういう時だけわざと「東洋人」と表現する。厚かましいK国人。
C国人も、日本人が科学系のノーベル賞を取ると、「東洋人の快挙」などと報道していた。
久しぶりのハチ。お前も日本の誇りだよ。