世も末じゃ 同性パートナーに在留資格

「弱者強者」というらしい。

昨今では、マイノリティーの権利主張がすさまじく、マジョリティーである方が悪いか恥ずかしいかのような風潮が強くなってきた。身体にしても、健常者の方が立場がまずいみたいな感じで、身体障碍者に対しては、腫れ物に触るかのごとくだし、「おし」「びっこ」「かたわ」なんて言葉が日常の日本語の片っ端から葬り去られてしまっている。
 
恋愛についてもそうだ。TVで同性愛について揶揄するようなことを言うと、しっかり抗議が来るようになった。もちろん、90%以上の人々は異性愛主義だと思うが、同性愛を「いやだ」「好まない」「嫌い」と思うことすらタブーにされるのだろうか。いやなものはいやなのだ。こんなことを書くだけで攻撃されるかもしれないが、体が受け付けない。
 
 
20年以上日本人男性と共同生活を送ってきたが、在留許可期限が切れ、いわゆるオーバーステイになっていた台湾人男性に対し、東京地裁が、(推測するに、日本人男性の「配偶者」として)在留資格を認めた、とあった。
この代理人弁護士は。
「日本の憲法同性婚を禁じていない」
と言っているが、え?「両性の合意」ってどうみても男女だろう。前にも書いたけど、英語の憲法原文では、「mutual consent of both sexes」とはっきり書いてある。数の単数複数をはっきり書かなくても文章が成立してしまう日本語の欠点が出た形だが、この憲法を和訳した時点では、同性同士で結婚するだなんて前提はみじんもなかった。正確に訳すなら「両異性」とすべきであった。
 
幸い、この判例は「個々の事情を勘案して」出されたもので、同性の外国人パートナーすべてに配偶者ビザが発給されるという趣旨ではないらしいが、判例判例である。悪しき判例
 
この国は一体どうなってしまうんだろう。権利の主張に余念のないマイノリティーやら在日やら不法入国外国人らの良いようにされてしまうのだろうか。
私は、愛する日本に絶望する前に死にたい。