先日、あちこち買い物などに歩き疲れたので、少し休もうと、某イオンの1階にあるイートインコーナーで軽食を取ることにした。
やっぱり「テイクアウトの方は先にレジ係にお申し出ください」的な案内が貼られている。
一体全体、財務省のお役人って、こんな七面倒臭い、テイクアウトなら8%、イートインなら10%という制度をなんで平気で押し付けたのだろう?
この2%の差の意味がいまだわからない。
私だったら、食料品は一律5%、というふうに定めるがなあ。それなら、非食料品10%との区分がしやすい。
だいたい、レジでいちいちお客に、
「これはお持ち帰りですか、食べて行かれますか?」
という問答をさせるエネルギー、時間、人件費その他のロス、負担と言うものを、役人らは考えたことがあるのだろうか?
話を元に戻すと、私はベーカリーで、pizzaを一切れ、その日は安かったので100円で買ったのである。
で、飲み物はレジで注文するとカップをくれて、自分で機械から注ぐシステムになっていた、はずであった。
ところが、レジの人が、
「イートインのお客様には、無償でお飲み物1杯だけお付けしています。コーヒー、コンソメスープかお味噌汁で、こちらの券をあちらのカウンターにお見せいただき、コップをお受け取りになり、そこにある機械でいれてください」
という説明だ。私には初めての説明だったので、頭が「????」。
さらに、レジの人は、イートインであることを識別するためだろう、これまでにない色のトレイに私が買ったpizzaを乗せた。
ともあれ、イートインなので「110円」を払い、言われたカウンターに行き、券を見せると、紙コップをくれた。そこでホットコーヒーを注いだ。
食べながら、マジ腹が立ってきた。
あのレジの女性たちは、毎回毎回、お客に、無償の飲み物の取得の仕方を教え、新しく全イオンでそろえたと思われる色違いのトレイに購入品を移す、という労力を割かれているのである。
それも、たった2%の税制の違いのために。
私が買ったpizzaは当日一切れ税抜き100円。たった「2円」のために、レジ機械だけでなく、新しくトレイや飲み物のマシンも購入する出費だけでなく、店員にいちいち、これほどまでの労力をかけさせている。