「膀胱炎」と「クランベリージュース」

すごいニュースが飛び込んで来ましたね。

bouゴーン被告がレバノンに逃亡したとか。日本の法律では、原則として、保釈は被告人の権利とされており、よほどの事情がない限り認めなければならないものだそうですけど、ゴーンにとっては、12億円の保釈金なんて、自由の身になるためなら「ゴミ」みたいなもんだったわけです。しかし、どこの空港から逃げたかわかりませんが、日本の入管ってなんてザルなんでしょ。ゴーンは二度と日本に戻ってこないでしょうが、レバノンと日本の間に、引き渡し協定などあるのでしょうかね。こういうケースに至った場合は、保釈を許可した裁判官や主任弁護士に罰則でも科さないと。あの、有名な弘中弁護士にもひどい汚点になってしまいましたね。 ところで、話変わって。 旦那が、NY滞在中、体調がおかしくなってきた。旅の途中でこうなるのは、誰にとってもつらい。なんでも、尿が出切らない、という。みんなで点心食べていた時にも何回かトイレに立ったので、隣に座っていた旦那の姪のRitaに事情を打ち明けたら、 「That must be a prostrate problem」と。 それは私も思っていたけど、旦那は前立腺の検査は毎年受けているので、急に肥大化したのでなければその可能性は薄いだろう。 旦那は、続いて、 「○ン○ンがburning(燃える、ヒリヒリする)だ」 と訴えたので、「膀胱炎」が怪しくなった。すると、Ritaが、 「それなら、クランベリージュースを飲みなさいよ」 と言う。へ?クランベリー、だって? 聞いたことはあるが、全然馴染みがない。私は、子供の頃から、ジュースって余り飲んだことがない。果物はほとんどそのまま食べる主義である。砂糖や添加物も入っていることがあり、ジュースには良いイメージがない。 Ritaの言っていることはホンマかいな、と思って調べると、ほんとにクランベリーには尿路感染症に効能があるらしかった。びっくり。 その後、旦那は病院に行き、膀胱炎と診断された。これは基本的に女性がかかる病気だと思っていたので、意外だった。医師からは、 「最近、新しいsex partnerができたか」 と聞かれたそう。 そのあと、ドラッグストアへ行き、抗生物質と、ヒリヒリが治まる薬の処方を受けた。 余談だけど、彼の場合、陰茎に中度の奇形がある。「Hypospadias」という。あえて和訳は載せないが、子供の頃、他の男の子たちと並んで放尿しているときに比べてみて、まっすぐに尿が飛ばないことを変だと思わなかったの??と聞いても、 「そんなところ、比べたりするわけがない」 と反論された。が、子供の頃男の子と遊んでばかりだった私は、並んですれば比べるじゃん… と思ったのだけど、もう何を言ってもしょーがない。とにかくこの奇形のせいもあって、尿を水鉄砲みたいにバーっと飛ばせず、大便器にいちいち座ったりする等、苦労している。