この間見ていたネット記事に、「少子化」とは実は「少母化」なのだ、とあって、まさに膝を叩く思いがした。

そうだよね。本当に女が子供を産ま(め)ない時代になった。

そもそも、文明が発達し、医学が発達すれば、ほとんど「出生数=生存数」になるから、多産をする必要はなくなるのだけど、女性も高等教育を受けると、男性同様に働くから、さらに産まなくなる。

 

しかし、中には、例外的に、「ビッグなんどか」やら「元妻・●●子」とか、気軽に多産する人らの話もネットで見る。「早婚遺伝説」と私は呼んでいるけど、そういう人らの子供たちもまた親そっくりに、10代からぼこぼこ子供を産み始めるのが不思議でたまらない。しかし、「量より質」を考えると、そういう系列の人口が日本に増えてもなあ、と思ってしまう。

 

質の高いDNAを持つ女性たちは、なかなか産まない。昔は、男性は女性より優遇されていたから、男性から見たら自分らよりレベルが下の、女性らから見たら自分らよりレベルの高い男性を見つけるのは数的に容易で、ほとんどの人たちが結婚した。しかし、男女平等教育が行きわたった結果、女性よりレベルの高い男性の絶対数が減り、レベルの高い高学歴高キャリア女性の結婚相手になれる男性も減ったし、結婚したにしても産まなくなった結果、そういう女性たちの出産は激減してしまった。ほんとうはそういう女性らこそDNAを残してほしいのだけど。

 

戦後、女性は大きく変わった。勉強も仕事も、男性と平等、対等にするようになった。

しかし、男性は変わらない。遅くまで仕事さえしていれば良い時代は終わったのに、相変わらず家事育児には進んで手を貸そうとせず、「ワンオペ」で悲鳴を上げる女性たち。

 

それにもかかわらず、私の狭い範囲でだが、子供を6人7人と持っているサラリーマン男性を2人知っている。

しかし、聞いてみたら、1人はS価学会員、もう1人はモルモン教徒だった。

少子化の最終対策は、宗教を拡大させる・・・? うそ、ウソ。冗談です。

 

うちの旦那が隠居ハウスを買ったのはアメリカ南部の州だが、この辺では、都会でないせいか、一組の夫婦が子供3人、4人を連れているパターンが結構多く、へえ、と思う。最高は、5人を連れて、水族館に来ている夫婦だった。不動産価格は日本より安いけれど、物価は日本とそん色なく、さらには、大学まで行かせるとしたら教育費はエベレストのように高いのに、どうするんだろうか。彼らも宗教のせい?