大麻のにおいとタバコ

アメリカに行ってどうしてもなじめないのは、タバコと同じような気軽さで大麻を吸う習慣がある(人がいる)ことだ。

たとえば実名を挙げて申し訳ないけど、旦那の姪のRita。

ちょっと休憩、というと、庭先かどこかへ出てスパーっとやっている。

においは、タバコのそれとは違って、独特のものがある。

New Yorkのあちこちを歩いていて、歩道上で、慣れないにおいが鼻につくと、旦那が、

「あ、これ大麻のにおい」

と教えてくれた。一度そのにおいを覚えると、いろいろなところで確認できた。

州によって、その許可も、所有量、摂取量もまちまちらしい。こういうところがほんと、アメリカって50の異国だなあと思う。

 

そういえば、昔の映画や本、漫画などを見ると、主人公が男の場合、その大人のグレードや悲哀を漂わせる小道具として、結構普通にタバコを吸っている。ビートルズのアルバム「Abbey Road」で、ポールの指からタバコが消されたのも記憶に新しいが、あんな小細工はどうかと思うけど、それはさておき、「エースをねらえ!」の宗方コーチも吸っていた。それから最近は全然読んでいないけど、「ゴルゴ13」もまだ今でも吸っているのだろうか? 走って逃げたりするとき、集中力や息が切れてよろしくないから、禁煙したのかなあ?