死んでも非を認めないことで知られる支那政府も、ついに、今回の新型ウイルスに関しては、初動がまずかったことを認めたらしい。
【北京共同】新華社電によると、中国共産党の習近平総書記(国家主席)ら党最高指導部は3日、新型コロナウイルスによる肺炎に関する会議を開き、感染症対応に誤りがあったことを認めた。指導部が誤りを認めるのは異例。初動対応の遅れに対する国民の強い不満を無視できなくなったとみられる。
会議は、肺炎は「中国の統治能力にとって大きな試練となり、一連の対応で至らない部分が明るみに出た」との認識を打ち出した。
それでも、謝罪は絶対にしないところは支那人だ。米つきバッタのようにぺこぺこ謝る日本人のメンタリティーとは何という違いなのか。
聞いたところによると、11月の段階で、武漢の医師ら8人が、
「これはSARSか、新しいウイルスだ」
と指摘したにもかかわらず、国にまずい情報だとして、政府が彼らを逮捕してしまったそうだ。
なんという国だろう。正義も人権もクソもあったもんじゃない。
今回のウイルスが日本発祥だったとしたら、政府や大使館がどれだけ謝罪交渉に出かけていたか、想像を絶する。
日本人は、謝らずにはおれない民族だ。そして、謝れば許してもらえる、相手にわかってもらえる、とも思い込みすぎている。この国際化時代、少なくとも、対外的には、こういう癖は改めねば絶対に恐ろしい落とし穴にはまるぞ。
今回の新型ウイルスのせいで、支那からの観光客がガタ減りした。
私としては喜ばしい限りなのだが、支那人客を見込んでいた宿泊、旅行業界や、物販店などは、大変な打撃を受けているようだ。
それで、彼ら業者の言い分なのだが、新聞などによると、
「低金利融資などの支援を求めたい」
とあった。そういえば、暖冬にあえぐスキー業界からも同じ声を聞いた。
しかし、どうしても腑に落ちない。
普通の家庭だって、万一ために、せっせと貯金したり、保険をかけたりしているではないか。
それが、旅行観光業って、こういう事態になると、どうしてすぐ「融資を」と言うのだろう?
儲かっているときはウハウハ儲けておいて、蓄えというものをしないのか?
もちろん、ビジネスの単位だから、出費の規模は家計の比ではないだろうけど、毎年毎年、絶対に多数の支那人が来て、たくさんの雪が必ず降る、と考えているのだろうか。
不思議でならない。