女性の生き方は変わった変わった

いま再放送中の「おしん」を録画して見ている。

もともとの放送は1983年4月から1984年3月までで、画面には、すでに世に亡い俳優さんたちが多数出ている。

名作だけど、今となっては大層古い。36年前だからね。

特に女性。田倉家の養女であり娘以上の存在になっている初子(亡・田中好子さんが好演)など、29歳独身なのだが、

「29歳?もう結婚は無理ね」

「29じゃあ、後妻の口しかありませんよ」

とか。この時代設定は昭和30年。変わったなあ。特に、女性のあり方。良い方向に変わってくれてありがたい。

 

郵政が民営化されたため、郵便局にも民間企業の広告があれこれ出ている。

アフラック」のがん保険もある。

乳がんを患った南果歩さんと、のどのがんを患ったつんくさんのインタビュー形式の広告だったので、読んでみたら、

 

 

「新しい自分の元気を取り戻したい」のところ、

 

 

私の状態を受け入れてくれるのは夫だけだったんです。夫には感謝ですね。夫からメールで

「果歩のすべてを一生愛す」

という言葉をもらい、気持ちがふっと落ち着きました。

 

・・・ ですって。

一生愛す、なんて、もろくも崩れ去りました。

その元夫の長女である女優さんも、夫の不貞で大変なことになっているらしい。

 

でもね、私はマスゴミが不倫した有名人をおもしろおかしく責め立てるのって、やめてほしいと思う。

そういう彼ら、身に覚えは全然ないわけ?

結婚していようといまいと、他の異性に魅力を感じたことも全くないほどみなさん身ぎれいなの?

もちろん、相手の配偶者に対して多大な迷惑をかけているけれど、それを責められるのは、その当事者だけだと思うんだ。

マスゴミが、天に代わって成敗するみたいな権利がいつからできたのだろう。

 

おしんの時代かその前には、財力のある男なら何人も妾をかこってなんぼだと思われていた。

その時代に、「奥さん以外の女性とこんなことをして悪いと思わないんですか」なんて聞かれたら、「はぁ?」だよね、時代は違うけどさ。