レジ袋有料化と食品トレイ

最近、近所の複数のスーパーで、

「2020年4月から、レジ袋を有料化します」
という張り紙を見るようになった。
それはいいことだと思う。
自社だけでなく、「みんなでやればこわくない」的な日本人のキャラも丸見えだが、とにかくみんなで袋を持ち歩こう。
そういえば、私が子供の頃、母は「買い物かご」を下げて買い物に行っていたっけ。
 
さて、ずっと気になっていた、スーパーでの光景の一つ。
 

こうやって、肉などの食品を包装していたトレイをはずして、店内のゴミ箱に入れていく客が結構いるのである。
その人たちは、荷物を詰める台の上で、トレイをさかさまにし、中身を、トレイをくるんでいたラップでくるんで持ち帰るのだ。
トレイを洗って再度持ち込む(=スーパーでは結構、トレイを回収しているところが多い)手間、ないし、持ち帰る運搬スペースを節約しているのだろうけど、見ていて気持ちが良くない。
お店の側でも、こうして「衛生上の理由」で禁止しているのだが効果は無い。
 
レジ袋を節約しておいて、トレイをこのまま、では、エコもちょっと片手落ち。しかし、また昔みたいに、全部を対面量り売り販売にしていたら、スーパーもやっていけないだろうしなあ。