サマータイム開始

お相撲は、宣言されたとおり、無観客でやっている。だーれもいない観客席。取り組む力士たちも、まるで練習試合か何かのような、ふぬけの感覚しか持てないのではないだろうか。

それにしても、表意文字である漢字に依拠している日本語だから、同音異義語が多く、日本語話者の私でも時々「あれれ?」と思う。

たとえば、感染、と、観戦。

中継で「かんせんしないように」などと言われると、一瞬、「観るのもだめなの?」と勘違いしてしまう。

「感染しないように」でした。

 

ところで、アメリカでは、3月8日からサマータイムが始まった。かの国では、これまでより1時間早起きしなければならない。

日本でも、敗戦後、GHQのおせっかいで導入を試みられたことがあったが、たった3年間で中止になった。

アメリカ人って、自分らがやっていることが絶対正しいと思い込み、他国に押し付けることおびただしいが、これなど失敗例の最たるものである。

うちのアメリカ人旦那は、

Most people nowadays think it's not worth the trouble. (アメリカ人だってこの頃はこれってやる価値ないと思っている)」

と言っている。

「じゃあ、やめればいいのに」

と私が言ったら、

Everything to do with the government is very difficult to change. (政府が絡むことは何でも、変更するのがすごく困難だ)」

と言う。この辺は、日本もアメリカも同じね。あとはトランプ大統領頼みかな。

 

ところで、びっくりする話を教わった。

Do you know that Arizona is the only state that doesn't have daylight savongstime? (唯一アリゾナ州だけが、サマータイムを導入していないのを知っている?)」

へ~~、知らなかった。これって選択制なの?アメリカは、日本と違って、各州の自治権が日本人の感覚からするとまるで「独立国」並みなのは知っているけど、サマータイムすら拒否できるとは。

1州だけガンコなのも、逆に面倒そうだけどね。

 

PS:ネットで調べてみたら、アリゾナ州だけでなく、ハワイ州もそうらしいです。旦那の知識は100%正しくはありません。