老人の「しゅう・きん・ぺい」を防ぎ、働かそう

昨日かおととい発表された昨年9月現在の統計によると、わが国の人口に占める65歳以上の高齢者の割合は28.4%、75歳以上の後期高齢者も14.7%、と、予想通り史上最高を記録した。

こうなったらもう、高齢者だからといって働かず年金受け取るだけの存在にしておいてはならない。スズラン、という名古屋の医療用品メーカーが、この期に及んで、わざわざ「支那に」マスク工場を新たに建設するそうだが(ほんとバカ)、どうせなら今回のようなことも見越し、なぜ日本に建てなかったのだろう。日本では労働力不足なのかもしれないが、工場労働者など高齢者にうってつけだと思う。70歳でも80歳でも1日数時間でいいから働かせよう。

株式会社いろどり、という会社が徳島県にある。この会社は、田舎のばあちゃんたちを使った、つまもの用の葉っぱビジネスで大成功を収めているのだが、それらばあちゃんたちは、儲けた金で孫に家や車を買ってやったりと、金儲けに忙しいのだ。そして、驚くことに、その地域では、超高齢化の土地柄であるにもかかわらず、ばあちゃんたちの医療費は恐ろしく少ないという。高齢者に病気になる暇を与えないのだ。そして、仕事をして金儲けをするということが、いかに心身の健康維持に役立つか、という好例でもある。

 

昨日は、4月15日であったが、この緊急時なのに、金融機関には高齢者らの長蛇の列ができた、と聞いた。理由は、年金支給日だからだ。

はあ~~・・・・・。

高齢者の皆さんは、クレジットカードやプリペイドカードというものを使わないのだろうか。クレジットカードは、引退してから申し込むのはかなり難しいと思うが、プリペイドカードくらい持っていても、と思う。しかし、いまだキャッシュ、もとい、現金頼みで、振り込みと同時にダッシュしておろす生活を続ける人が相当数いるらしい。

 

私は、この前キャッシュをおろしたのはいつだったか忘れてしまった。まとめてがっつりおろしたが、支払いの多くはクレジットカードかプリペイドである。お店の側も、「コロナを防ぐため、キャッシュレスにしてください」と書いているところもある。

 

銀行に、長蛇の列。当然「しゅう(集)きん(近)ぺい(閉)」状態である。感染してもおかしくない。ただでさえ高齢者はあぶないのに。

こういう人たちに、現金に依存しない生活を教えてやる運動というか組織はないのだろうか。

新しいことは覚えられん、と言わせていたら、てきめんにボケ一直線である。上述の「いろどり」で葉っぱビジネスをしているばあちゃんたちは、自分の売り上げの数字を見るためなら、と、会社の指示に従ってインターネットも覚えた。