アメリカ人に、「アメリカ以外の国々では、メートル法とセ氏が使われているんだよ」と教えると、彼らはびっくりする。それほど外国に興味がなく、自国だけに充足しているからだ。五輪とか国際競技大会がメートル法で開かれていても、なぜ疑問を感じないのだろう。
アメリカ人旦那に毎日体温を測らせ、報告させている。なにせ、彼らの使う華氏は、セ氏のゼロ度、つまり氷点が32度なので(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)、体温が36度何分、というと、ほぼ死んでいるようにしか思えないらしい。だから、鍛えている。
極めつけの一言。
「僕が子供のころは、体温計を肛門に入れて測っていた」
くっくっく。その方が正確だとかは聞いたことあるけど、でも、ねえ。
「さすがに、病院なんかではそんなことしなかったけど」
そうでしょうね。
Amebaブログの中に、フランスに嫁いだ日本女性の記があって、面白がって読んでいるのだが、彼女に聞いてみたところ、フランスでは、いまでもコーモンで計測しているそうだ。それに、普通、体温計って、一家に一本しかないから、みんなでシェアしているわけだ。
嫁、つまり、赤の他人である彼女が、体調を崩したときも、その体温計を渡され、当然コーモンに入れるよう言われたけど、丁寧に断ったそう。
うげげ。
フランスなんて、案外、先進国なんかぢゃないぞ。
あの数の数え方を聞いただけで、フランス語なんか習う気が皆無な私。
ちなみに、私は、今でも水銀計を愛用している。デジタルだと水銀に比べて1度くらい低く出る。
到底、正確とは思えない。