カジノ計画が、急変したぞ

わが横浜市の市長は、かつて本田などの自動車セールス業界で有名だった林文子氏である。女性で、もう73歳なので、4期目となる次回は立候補しないだろうと思う(現任期は2021年7月まで)が、「最後っ屁」「置き土産」と言ったら悪いけど、再選を気にせずに仕事ができる今、評判の芳しくない「カジノの導入」に夢中である。

 

横浜市とはいえ、これから先、少子高齢化で税収も先細りだとはわかるが、市長はカジノの導入を

「もう決まったこと」

扱いとしており、市民に向けてカジノ説明会を開催する、とは言っても、それは、

「反論を聞く会ではなく、今後どうカジノを進めていくかについて意見を聞く会」

と、全く耳を貸さないモードである。

私、カジノは反対である。カジノ場は、山下ふ頭の先っぽのほうに作るから、住宅地や観光名所に直接影響は及ばないとかいう話だったけど、山下ふ頭といえば、デートスポットで有名な山下公園中華街にも近い。様々な国籍のギャンブラーの皆様がたむろするようになっては、治安の面でも不安がぬぐえない。そもそも、日本にカジノは合わないと思う。

 

人気のない共産党は、ここを先途とばかりにあちこちで反対署名運動を繰り広げている。共産党大嫌いな私でも、思わず署名しそうになってしまう。

 

が、ここへきて、突如、風向きが大きく変わった。

 

アメリカのIR事業者「ラスベガス・サンズ」が、日本市場から手を引くことを表明したのだ。

へえ。

日本では契約期間が短いとか、いろんな問題点があって、要は「儲かる確信がなくなった」のだ。

林市長ともめた、ってことはないよね。

ともあれ、市長の顔にたっぷり泥を塗った形の撤退になった。

 

 

追伸:PCの調子が悪いな~。修理に出さないといけない。