犯罪者と社会復帰

あの清原が「4年の執行猶予期間を終えた」と、著書を発表した文藝春秋社を通じて、以下のコメントを公表したという。

 

「薬物との戦いに終わりはありませんが、私はこれからの人生を薬物依存症で苦しむ人たちと野球界、特に私自身の原点でもある高校野球にささげたいと考えております」

 

ちょっとちょっと、未成年者にかかわるのは遠慮しろ、と思った。もちろん彼の人生(ほぼ「野球人生」)は、桑田らとのPL3年間が原点であるのだし、彼自身、野球以外特段の才能はないので、そういう思いもわからんでもないが、私が球児の親だったら、全力で御免被りたい。

犯罪を犯した者を社会に復帰させるのは大切だけど、殺人者、性犯罪者、そして麻薬犯罪者の3カテゴリーは、逃げの効く大人相手ならまだしも、判断力の十分でない高校生にかかわるのは、やめてくれないか、と思う。田代まさし三田佳子の息子を見てもわかるとおり、薬物は、一生の戦いだ。清原自身、まだ治療中だそうだし、いかに再犯しやすいかを考えると、やっぱり高校生にかかわるのは、どうかと思う。

その前に、身なりと体重を何とかしたらどうだ。あの無精ひげと出腹。

桑田に比べ、品位にも劣る。

再犯率の非常に多い薬物被害であるが、たった一つ再犯を防ぐとしたら、シンガポール形式で、初犯=死刑にするしかない。日本は特に刑罰が甘いから。

 

性犯罪者といえば、政府が、性犯罪で有罪になった犯人にGPSを装着させる法案の検討に入るそうだ。今後3年間の検討を要するようだが、人権派の反対が目に見えるようだ。しかし、お隣のK国でもすでにやっているのだし、これに関しては私も賛成ではある。しかし、どのように運用されるのかがわからない。例えば、性犯罪者Aがこれから移住しようとする町の人たちにお知らせが行くのか、Aが移動する先々でアラームが鳴るのか、どういう速度と形式でその情報が使われるのだろう。情報だけ当局が把握していても、運用の面では落ち度が多々出そうで不安である。

かくいう私も、性犯罪の被害者である。あの時は、殺されてもおかしくなかった。それほどの恐怖と屈辱を味わわされたけど、犯人はすたこら逃げていったし、結局は「タクシー代をケチって深夜歩いて帰宅した自分の落ち度」を責めざるを得ないのも悔しい。

性犯罪者はみな、「ちょん切りの刑」に処してほしい。シンガポールの麻薬と同様、そのくらいにしないと防げない。もちろん、女性の側も身なりや行動に気をつけなければならないが。

 

ちょっと話がそれるが、「いきなりステーキ」を維持する費用を捻出するため、「ペッパーランチ」を売却するというニュースを聞いた。が、ネット上のコメントを読んだら、その社長、あまりに評判が悪い。「ペッパーランチ」といえば、男性店員らが、食べに来た女性客を素っ裸にして強姦した事件が忘れられない。どうしてもそのイメージが残っており、私はどちらの店でも食べたことない。