結核やインフルエンザの方が怖いのかも

暴論を書きます。

 

毎日、毎日、世間は武漢ウイルスのニュースばかりで、政治も経済もこれに力をそがれ、人の移動を抑制した結果、経済も当然停滞してしまっています。

でも、ふと思ったのですが、インフルエンザや結核の方が怖いのではないか、と。

 

武漢ウイルスの場合は、人類史上全く新しい感染症で、まだ特効薬もワクチンもないから、これだけ大騒ぎになるのはわかります。でも、感染者数は昨日までの段階で41,391人、死亡者数は1,022人です。我が国の死亡者は格段に少ないです。感染者数は、今後PCR検査を受ける人が増えるたびにどんどん追加されるでしょうけど、すでに療養を終了した人数はと見ると、27,856人。つまり、まだ療養を必要としている人は13,535人。これが現にある患者の実数ですね。

 

これに対し、すでに長い研究の歴史があり、特効薬もある結核は、いまだ1日50人(=年間約18,000人)もの新たな患者が発生し、年間2,200人もの死亡者が出ているのです。

インフルエンザの方は、年間で死亡者数は3,300人あまりです。毎年毎年警鐘を鳴らし、予防接種を受け、特効薬があるのに、それでもこれだけ死ぬのです。

肺炎による死亡者に至っては、年間94,000人余りです。

 

武漢ウイルスの死亡者を調べると、男性においては平均年齢77歳、女性は82歳だそうです。

ほとんど、平均寿命を全うしているじゃありませんか。若い人は、これにかかっても重篤にならないという意味です。

 

だから、徹底的に外出を制限しなければならないのは、70歳以上の人および思い持病のある人に限ればいいのではないでしょうか。家族や職場にそういう人がいる場合を除けば、60代以下の人は、これまで通りせっせと外を移動して、経済に貢献してもいいのではないでしょうか。

観光とか興業とかは、全面的に「60代以下」「発熱、持病なし」に限定すればおこなっても良いのではないでしょうか。

 

まだ、特効薬も治療法もない現段階で、このような暴論を書くのは、ご批判を受けると思いますが、結核もインフルエンザもその他の新型インフルエンザ等も、どこかから起こっては人類に潜伏し、我々は一生付き合っていかなければならないのです。武漢ウイルスは、発症が支那であることを考えると腹立たしい限りですが、特段に危険度が強いという印象はだんだん薄れてきました。

 

アメリカでは、ある子供が水ぼうそうにかかると、他の子供たちにわざと移すために「chickenpox party」というのを行うのだそうです。一度かかってしまえば免疫ができます。

60代以下は、みんなで免疫を持とう、なんて言ったら大馬鹿ですかね。知らずに感染した人が、高齢者や持病のある人に絶対接触しないという保証はないことは承知ですけど、特定うがい薬を推奨した吉村知事よりもまだ根拠はありそうに思うんですが。