勉強していて不愉快になってしまった英単語

いくら学んでも学んでもnativeのように話すことは不可能だけど、とりあえず毎日、NHKのラジオ第2で英語の勉強を、もうウン十年続けている。しかし、いつまでたっても見たことのない単語は尽きない。汲めども尽きない。

それはともかく、「mockery」という単語に出くわした。いつもどおり、ALCオンライン辞書で意味を引くと、

  1. 冷笑的な行為、嘲り、見せ掛けだけのごまかし
    ・The mockery in his voice was insulting. : 彼の声に含まれる嘲りは、侮辱的だった。
  2. 模倣、偽物、まがい物
  3. 無駄な努力
という意味が出てきた。読んでいた文脈上、2の意味があればよかったのだが、3を見て、グサッとなった。
 
無駄な努力、と聞くと、私にとって一番のそれは、恥ずかしながら、男の人にもてたい、という、若かりし日の願望であった。
高校時代、最初の1学期だけ、男の子だらけの高校にいたときは、結構もてていた。しかし、父の転勤で転校することがあらかじめ決まっていた東北のど田舎の転校先には全くなじめず、高校生なのに友達は一人も出来ず、ふてくされ、太りまくり、日本で一番不幸な高校生活を送った。
東京に行ったら、人生は開けるはず。
そう思って、なんとか東京の大学、しかも、男子学生が圧倒的に多い学部にもぐりこんだ。
これで大丈夫だろう、だと、思っていた。が、私のように、田舎で芋のように暮らしており、友達と遊ぶ方法も知らずに育ってしまったデブ・ブス子が東京でもてるわけはなかったのだ。だのに、そういう認識におそろしいほど欠けていた私は、今思い返しても顔が赤らむような努力を繰り返しては討ち死にしていたっけなあ。
 
無駄な努力は、しても無駄。あ~~あ。無駄、無駄、無駄。
 
せっかく英語を勉強していたのに、過去のトラウマを思いだし、落ち込んでしまった.バカね。
ちなみに、私は若かりし頃、占いさんに、
 
「あなた、よく、こんな手相で1回でも結婚できましたねえ。この手相じゃ絶対無理なはずですよ」
「あなたは本当は男として生まれるはずだったのに、間違って女に生まれてしまったのです」
 
と言われたことがあり、双方とも、恐ろしく説得力があった。日本人男性には本当に縁がなかったし、女子・女性たちの中にいて、やれカレがどうとか、化粧品やバッグがどうの、というお喋りの中に加わっていることは、死ぬほど嫌い。私のブログに来てくださる方も、男性の方がずっと多いしなあ。