今日は、8月15日。
多くの日本人が、内外で餓死しただろうに、いまの我々は、もてあますほどの食べ物に恵まれ、ダイエットしなきゃ、だの、罰当たりな幸せを享受している。
今日くらい、食べ物は控えよう、と思っていたが、スーパーに行ったら、「牛肉4割引」につられて買ってきたしまった。ああ。いけないいけない。明日にしよう。
TVで、戦争に命を捧げてくださった英霊の皆様を、
「●●さんは、特攻隊として出撃し、亡くなりました」
などと表現しているが、「亡くなりました」なんて、まるで自然死か病死のように聞こえる。この点、もうちょっと言い方を的確に出来ないものだろうか。
昭和天皇は、敗戦後の9月27日、マッカーサー元帥のもとを訪れられたとき、
「このたびの戦争の全責任は、私にある。私の身はどうなってもかまわないので、国民の食料を保証してやってほしい」
とおおせになった。
どこの国の元首も、逃亡するか、命乞いに来るか、のいずれかが常道であるところ、昭和天皇は、逃げもせず、命乞いもせず、自らの命を賭して、堂々と進み出て来られたことに、マッカーサー元帥は心から揺さぶられ、この人は、真の元首だと理解したそうだ。
その後、元帥は、あまりの感動に、元々予定になかった、出口まで昭和天皇をお見送りする、という行動に出たそうだ。昭和天皇が訪れた際は、迎えに行かなかったのに。
昭和天皇がおられなければ、戦後日本の餓死はもっと多く、復興も遅れたはずだ。
愛知トリエンナーレとやらで昭和天皇の写真を燃やすのを芸術だと思っていた輩は、こういった歴史上の事実を知らないのだろう。
英霊の皆様と、昭和天皇に、合掌。
先日、靖国神社の白鳩の会に寄付したら、今日、領収書とともにストラップが届いていた。