私は子供の頃、父に将棋の駒の動かし方だけは教わったけど、実践は全くもってうとい。
そして、「女流」が「男流」(←こんな言い方はありませんけど)ときっちり分類されているのを見てもわかるとおり、将棋とか囲碁とかチェス、麻雀etc.は、ほんと男性脳の世界で、将棋や囲碁とかだと、女性の有段者でも、男性の「級」の人に負けるらしい。これは男女差であって、男女「差別」ではない。女の場合は、守る性だから、脳の作りが攻撃に向いていないのだと思う。
それはともかく、まだわずか18歳、高校生の棋士、藤井聡太くんが、「王位」と「棋聖」の2タイトルを獲得したと、大きなニュースになった。まだ18歳で、着物姿で対戦するのも素敵だ(きゅうくつなのではと心配もするが)。
私は無知なので、「これで将棋界で最も強いのが藤井くんなんだ」と思ってしまったら、さにあらず、ほかにも沢山タイトルがあるのを知って、「はて?」
スポーツに例えれば、優勝決定戦が8回もある、みたいではないか。
調べたところ、以下の通りだった。
棋戦名 | 主催社 | 備考 |
---|---|---|
竜王戦 | 読売新聞 | |
名人戦 | 朝日新聞・毎日新聞 | |
叡王戦 | 株式会社ドワンゴ | |
王位戦 | 新聞三社連合 | 北海道新聞・中日新聞・西日本新聞・神戸新聞・東京新聞・徳島新聞 |
王座戦 | 日本経済新聞 | |
棋王戦 | 共同通信 | 掲載紙一覧 |
王将戦 | スポーツニッポン・毎日新聞 | |
棋聖戦 | 産経新聞 |
要するに、スポンサー企業ごとに、各タイトルがあるらしい。
これじゃあ、どの棋士が今の日本で一番強いのかわからないでしょ。
しかし、天才って、見ていて気持ちがいいものだ。
先々、悪いオンナに引っかからないようにね。