二人の女性について

アメリカのギンスバーグ最高裁判事の死去に伴い、

「後任は11月の大統領選挙後にしろ」

とかいう茶々もあったが、トランプ大統領が今現在大統領の地位にあるのだから、同大統領が後任を指命すれば良いだけだ。そして、保守派で敬虔なキリスト教徒の48歳の女性が指名される運びとなり、うちのアメリカ人旦那もこの人選には喜んでいる。裁判官は男女同数くらいになって欲しいものだ。

驚いたのは、この女性判事、

7人!

もの子供がいる、と報道されたことだ。最後の2人のはハイチからの養子だそうだが、それでも実子を5人も産んでいるらしい。裁判官という職業をしながら5人も産む、とは日本では到底信じがたい。うちの旦那によると、彼女の夫(弁護士)も、子育てに懸命に関わってきた、ということだが、夫も働いているのだから、よほど親族の手を借りられるとか、お金をかけてベビーシッターを何人も雇うとかしないと、ありえない数だ。

 

でも、夫婦とも優秀で、キャリアがあってお金を稼いでいるのなら、いくらでもシッターを雇って沢山産んで、優秀な遺伝子を残すのは大歓迎である。日本は女性ばかりがワンオペなので、子供は産んでもせいぜい1~2人止まり。高いキャリアを目指す女性は、7人どころか1人も産まないのはザラ。ぼこぼこ産むのは生活保護とか前後を考えないレベルが多いので、日本人の遺伝子の劣化は必須である。

それにしても、7人もどうやって世話しているのだろう???

 

しかもアメリカの最高裁判事には「定年がない」というのもぶったまげる。認知症などで自分の辞任の判断もつかなくなってしまったらどうするのだろう?

 

 

あと、有名な女優さんが突然自ら命を絶ってしまったニュースは衝撃的だった。

自殺は、残された家族の心をボロボロにする。彼女の場合、赤ちゃんを産んだばかり。どうするのだろう。

前日まで普通だった、と報道されていたが、そう見えただけ、だったかもしれない。

 

この報道を受けて、悩みを持つ人々の相談窓口(電話番号)が、いくつか紹介された。

そういうところに相談するのも良い手段だとは思う。相談して思いとどまってくれたなら、それに勝ることはない。

でもね、私自身の経験を話すと、人間、誰に相談しても、最終的には、自分が思った結論を選択するのだ。

私が以前勤めていた会社で、新しく来た上司とそりが合わず、いじめられ、毎日毎日、地獄のようだった当時のこと。会社で締結している、外部のEAP(従業員アシスタントプログラム)に何度も相談し、面談にまで行ったけど、彼らは、相談のプロかもしれないが、結局は他人なので、最終的には私が辞めて気軽になるしかなかった。

「辞めてほかを探した方がいいですよ」

というアドバイスは全然なかったけど。