日本学術会議と「レジ袋」

レジ袋が有料化し、多くの人たちがレジ袋を持ち歩くようになったが、これ、コロナの時代になって、衛生面で却って悪いのではないかと言われている。だって、普通レジ袋なんてそう洗わないから。

 

さらに、スーパーなどの販売側でも、どえらい迷惑を被っている。

 

「全国万引犯罪防止機構」

なんて組織があるのだ。ともあれ、そんな機構がこういうポスターを作らざるを得ない事態に陥っている。

 

私は万引きなんて絶対しないけど、他店で買ったものが入っているレジ袋を下げたまま、それ以外の店で買い物をするのが、正直、ためらわれる。できるだけ前の店で買った物を袋の奥に押し込んだり、上に何か1枚掛けたりとか、「私は万引きしてません」アピールをしておいたほうがいいかな、と思う。もちろん、買い物するごとにレシートは絶対もらう。よく、レジでレシートをポイしていく人がいるけれど、信じられない。

 

 

そして、買い物を詰める台に置かれている無料のビニール袋を大量に持って帰る人も現れたようだ。

店、かわいそう。

 

 

セブンイレブンでは、紙のストローを使い出したが、紙を口にするのは、非常にまずい! 

コーヒーの味まで悪くなる。

 

 

ネット上の説によると、このレジ袋有料化も、話題の日本学術会議の提言によるものらしい。


最近読んだ新聞記事によると、海を汚す海洋プラスチックゴミのうち、近年注目されている「マイクロプラスチック」の最も大きな原因は、

 

化学繊維を使った衣類から洗濯や日常の摩擦で抜け落ちた糸くず

 

なのだそうだ。

しかも、国内の繊維製品のうち、化学繊維製品は、

「7割」

を占める。それらを洗濯する度に流れ出る「目に見えない」プラゴミの方がよっぽど大きいらしい。

 

確かに、鯨の赤ちゃんの胃の中から出てきたたレジ袋や、ウミガメの鼻の穴にストローが刺さってしまった画の報道を見ると、目に見える大きさだから、ひどくショッキングだけど、化学繊維のゴミは、目に見えない。だから、報道されないし、どれほど海洋汚染をしているか、実感を得られない。

科学者の皆様であれば、科学者の皆様であれば、目には見えないけれど物量が大きいものも同様に問題視すべきではないのか。

ますますあの日本学術会議が胡散臭くなってきたぞ。