おじいちゃん医師と「献血」

先日、献血(成分)に行った。受付を済ませたあと、血圧を脈拍を測るのは、おそらく横浜市医師会で当番制でぐるぐる回している医師2名。

私が案内された医師は、すっごいおじい、もとい、老医師。80歳は軽く超えており、こんなトシまで現役医師でいるのか、とびっくりした。

献血には少なくとも上の血圧が90ないとならないのだが、私は低血圧なので、またしても届かなかった。

「もう一回測りましょう」

と言われ、その場で足をバタバタさせて、90をクリア。

あと脈がちょっと速く、「もっと水を飲みなさい」と言われた。

こんなに高齢で現役、ということは、つまりそれだけ経験を積んでいるってことだから、ついでに聞いてみようと、

「低血圧って、べつに悪くないんですよね。高血圧で困っている人たちはごまんといますが」

と話しかけたら、

「そうです。低血圧『症』という病気の症状、たとえば、長く歩けなくてへたってしまうとか、そういう人は問題ですが、そういう病的な症状がないなら、低血圧は素晴らしいです。脳卒中にはなりにくいし、長生きしますよ」

長生きを望んでいるわけではないけれど、低血圧は素晴らしいとほめていただいて、うれしかった。低血圧に生まれて、感謝。

若いときは毎月膨大な出血に苦しめられ、いつも真っ青な顔でふらふら。25m泳ぐのも、100m走るのもやっとだった。そんな自分が献血をするようになるだなんて、想像もできなかった。トシ取ってからの方がずっと健康で嬉しい。

子供を産まない現代女性は、月経回数が合計500回くらいに達してしまう。無意味、と言っては何だけど、仕事やレジャー等に支障はあるし、ない方がずっと助かる、というのが正直なところ。ネットで見たのだが、海外のとある国々では、妊娠したい人以外、薬で月経を止めてしまうのが普通だと聞いたことがあり、それもぎょっとした。体は大丈夫なのだろうか?

 

 

蛇足:都道府県魅力度ランキングどんけつ常連の茨城県の、自虐まんじゅうを見つけた。

 

 

鬼まんじゅうって愛知県の産品だと思っていたけど、ま、おいしそうだよ。