なぜ「○○でよろしかったでしょうか?」と過去形で聞く?

なんちゅーか、こんなこと書くと「おばさんの愚痴」みたいで何だけど、日本人として、日本語として、どうしても体が拒否してしまう。

スーパーのレジで聞かれる、

「袋はよろしかったですか?」

なぜ、たった今レジにたどり着いたばかりの人間に、過去形で聞くんだ???

「袋はよろしいですか?」

と、なぜ現在形で聞けないの? 英語だと、過去形で聞いたら丁寧感が増す効果はあるけど、日本語じゃあ、そんなのないでしょ。過去形で聞く意味は何だ? レジ以外にも、この「よろしかった」質問は結構多い。

酷いのになると、さっき注文したメニューを、若いバイトさんなんか、

「○○のほうでよろしかったでしょうか?」

と聞いてくる。5年前に頼んだんじゃないよ。5秒前に頼んだのに、「ほうでよろしかったでしょうか?」って何だ? それも、ご当人は、ものすごい敬語を使っていると思って得々としているんだから、あきれてしまうが、我慢我慢。

 

しかし、このレジ袋の制限も、あの、日本学術会議の提案だそうだけど、結局100円ショップでゴミ袋買わないと、ゴミ出しできないんだから、レジ袋の総量は、ろくに変わらないような気がする。それこそ、10億円も税金もらっているのだから、学術会議も、レジ袋有料化後のレジ袋の枚数を計算してみてくれないか。とあるところに、レジ袋の成分を変えて、無料配布を続けているスーパーを見た。見ると、誰もマイバッグなんて使っていなかった。ゴミ袋は必要だものね。