「飲み屋で決める習慣」「家には寝に帰るだけ」をとりあえず改めて

橋本聖子大臣は、3人の子どもがいる男性のところに嫁いで、ご自身でさらに3人の子どもを産んだ。

すごいね。

いや、この旦那さんの方だ。いまどき6人の子を持つって、・・・・

旦那さんは、元警察官だそうだから、金融機関の社長で超大金持ちって感じの人ではないだろう。

ご実家が裕福なのか、はたまた、聖子さんの資力に頼っているのか?

 

丸川珠代大臣も、小さいお子さんがいる。

 

男性だらけの政治の世界にも女性の人材が必要なのだけど、なかなかなり手がなくて、いわゆるジェンダーなんどかという西洋目線の調査をすると、日本はいつもその分野でもはドンけつに近い。

日本の悪習慣の一つとして、

「会議は表向きで、裏やホンネは料亭・飲み屋で話す」

というものがある。

また、森喜朗氏を始め、男性政治家は、ほとんど、

「家には、寝に帰るだけでいい」

人ばかり。かくして、日付をまたいで帰宅しても平気な男らに対し、5時で切り上げて帰りたい女性には、到底参入しにくい世界だ。

男性政治家の口から、

「明日朝、子どもの弁当を作らないといけないので」

なんて言葉は聞こえないよなあ。とりあえず遅くまで飲み会で話し込む習慣は、徐々に改めてくれないだろうか。

 

我が横浜市の市長、林文子氏の著書を何冊か読んだ。彼女は、31歳のとき、当時女性を雇う習慣が皆無だった自動車セールスの世界に飛び込み、トップセールスを続けていたのはよく知られた話だ。しかし、驚くのは、朝から晩まで1日100軒の飛び込みセールスを心がけただけでなく、深夜であっても、お客様の家に伺って契約書にハンをついてもらったりしていたことだ。疲労の余り、お客様の家で寝込んでしまったことすらあったという。

 

また、このたび経団連副会長に就任した、我らがDeNAの創業者の南場智子氏も、著書に、

「家にはほとんど寝に帰るだけで、旦那のご飯なんか作ったことなかった」

のように書いていた。

 

そこまでしないと、女性が開花し、企業トップになどなれない、ということがよくわかる(男性だってそうだろうけど)。

林氏や、南場氏の夫はそれぞれ、妻がご飯を作らないどころか、午前様になっても、家にいなくても、文句を言わず見守ってくれている男性のようだ。

(義)父母が面倒を見てくれていたのだろうか。お手伝いさんでも雇っていたのだろうか?

南場氏には子どもがいないが、林氏には子どももいるのに。

 

西洋目線のジェンダー指数について日本に不利、不平等だと思うのは、諸外国には、外国移民がお手伝いさんやベビーシッターとして安価に雇える、というメリットがあるところだ。

 

いずれにしても、うちじゃ全く無理な話だけど。