緑茶の生産量

我が家は緑茶が好き。

私がレギュラーコーヒーを好まないせいもあって、飲むのは緑茶が一番多い。

しかしアメリカ人旦那は、緑茶を絶対に自分ではいれない。いれ方がわからないとか、茶葉の始末の仕方がわからない、とか言い訳をし、絶対に逃げ回る。しょうが無い男だ。

 

緑茶といえば、私は東日本の人間なので、昔は、緑茶イコール静岡茶、だと思い込んでいた。

その後、徐々に、埼玉でも志村けんさんが歌っていたとおり「狭山茶」を育てていることも知った。

京都に住んでいたころは、宇治茶を美味しくいただいていた。

 

ともあれ、その当時は、狭山から静岡、京都までが茶の産地だと思い込んでいた。

 

最近の発表によると、2019年には、緑茶の生産量日本一が、50年間王座に君臨してた静岡県から、鹿児島県に明け渡されてしまったそうだ。

 

原因は、静岡の茶農家の高齢化、後継者不足らしい。また、家庭において、茶の葉っぱからお茶をいれる習慣が減ってきて、ペットボトルからできあいの茶を飲む消費者が増えているから、生茶葉の売れ行きが鈍っているらしい、とも知った。

なんでだよ~~。家で茶葉から茶をいれなくなったら、日本人はおしまいだと思うよ。茶葉からいれ、茶葉を始末するのを面倒がるのは、うちのガイジンだけでいい。

 

 

とにかく、九州でもこんなに茶の生産が多いということは、今世紀に入るかそこらのころに知ったばかりだ。

「新茶」が店頭に出回ると、「あら、静岡産かしら」と手に取ってみる。と、「鹿児島」と書いてあることが多いからだ。

鹿児島で茶~~~~、って、正直、いまでもピンとこない。

しかし今我が家で飲んでいるのは知覧茶の新茶だけど、佐賀県の嬉野茶も好きだ。佐賀県のお茶の美味しさは、ふるさと納税で知った。

 

しばらく乗っていないが、新幹線の車窓から、静岡の茶畑を見るのが好きだった。あれもそのうち、ただの藪になってしまうか、醜悪なソーラーパネル置き場に置き換わってしまうのだろうか。いやだいやだ、そんなの見たくない。

 

 

<全然関係ない話だけど>

フルーツ缶で、デザートの寒天よせを作った。