看護師さんとちょっとお話する機会を得たので、
「なぜ、コロナワクチンは筋肉注射をするのですか?」
と質問してみた。
普通の皮下注射(って、呼ぶんだっけ?)ではなく、わざわざ「上腕部の筋肉に刺す」と、特定して打つ理由が知りたかった。
そうしたら、
「筋肉って、細かい血管が沢山あって、血が沢山流れるんですよ。全身にワクチンをめぐらせるために、血液が豊富に流れている筋肉に打つんです」
と言う。
ならば、採血のときみたいに、血管に直接打てばいいのでは?と、シロウトの私は思った。しかし、そのためには、いちいち腕をゴムで縛って血管をぷっくりさせて、と、手間と時間がかかるから、その手法は接種会場では取らないのかな、と思ったら、理由はそうではなく、
「血管に直接注入すると、すぐ排泄されちゃうからなんです」
というお話だった。
そうなんだ~~。
せっかく打っても、全身あちこちにめぐる前に、すーっと、おしっこに回ってしまうかららしい。それでは意味が薄れるね。
とにかく、医療関係者のみなさま、ありがとうございます。
いまでも私は月に1回ほど献血に行っている。が、そこで働くのは、本当に若くて20代前半みたいな看護師さんばかり。
余計なお世話だとは思うのだけど、こういう献血場では、もう病院勤務をリタイアした、とか、家庭の主婦から復帰した、のような看護師さんが働いてくれれば十分だと思うのだが。そんな若くて体力のある看護師さんが、献血場のように、病気の患者を看るでもなく、急患も来ず、定時で帰るばかりのようなところでは、もったいないなあ、と思うのだが。