美しいことは、正しい プロに習おう

高校野球智弁智弁じゃ、どっちがどっちかわからないじゃないか。

バレーボールやバスケットボール、ラグビーなどの競技では確か、事前に、双方のチームが着用するユニフォームを審判に示して、完全に違うことを判断されてから着用する、と聞いていたが、野球だとそこまではできないことから生じたこの混乱。特に、高校野球のユニフォームでは、色はほとんど白、デザインも大差ないし。

それに、あの野球帽、中央大学のロゴに見えるんだけど。

 

 

さて、プールに行ってほかの人たちの泳ぎを見ていると、私のような素人でも、「なんじゃこれ?」と思うようなひどいフォームで泳いでいる人が結構目に付く。体はまっすぐでなく、動きが無駄に激しくて、しぶきも大きい。

やっぱり、見た目にフォームが美しいということは、一番正しいのだなあ。

美しいだけでなく、筋肉や体の使い方も、一番良く、無駄のない状態、ということなのだろう。

いびつなフォームで泳ぐ人は、長距離、長時間は泳げないし、泳ぐのが遅い。

 

私は、20代の当時、時々行っていたプールで、ちょっとだけコーチにレッスンを受けたことがある。

平泳ぎに比べ、どうしてもクロールが苦手だったからだ。

クロールは、1にも2にも「息継ぎ」である。私の息継ぎの悪いところを直してもらったところ、それからは、クロールがずっと上手くなった。

その後、私の泳ぎを見ていた人らから「フォームがきれいですねえ」と褒められたときは嬉しかった。

ゴルフなんかでも、プロと素人では、フォームが全然違う。

スポーツではないが、お箸の使い方もそう。正しい持ち方が一番美しいだけでなく、機能的にもベストで、ご飯や豆を1粒1粒きれいにつまむことができる。

またちょっとずれるけど、私は自分自身の名前で、どうしてもうまく書けない漢字があったので、ちょっとだけ、ペン習字教室に通った。その先生に相談したら、「こう書いたらいいと思うわ」と勧められた書き方がきれいに見えて、それから今日までずっとそれで書いている。一生書き続ける自分の名前がきれいに書けないのは、ちょっとした悲劇だ。

 

やはり、人間、我流ではなく、一度プロとかコーチについて習うと、あとあとずっと楽に、かつ、美しくできるようになる。