火災保険を見直す

1年間で契約している火災保険から、次回更新の通知が来たので、改めて保障内容を見直してみた。

見直してみると、「火災」に限らず、「こんな保障まで入っていたんだ~」と思うのがあれこれあることに気づく。

 

我が家の周囲は、川も池もないので、水災保障は外してある。いつか武蔵小杉のタワマンが多摩川の氾濫でひどいダメージを負ったが、あのダメージはほとんど「共用部分」に発生したものだろうから、川の側の戸建てか、マンションならよほど低層階にでも住んでいない限り、個人所有のスペ-スにまで水災保障をかける必要は極めて低いだろう。

 

夏が来る少し前、友人から、

「ある人の、よく当たる予言の書物に、8月20日に富士山が大爆発するっ、て出ていたんだって」

と聞いた。

結局ガセだったけど、とりあえず、くみ置きの水を取り替えたり、電池を買い足したりする機会にはなった。

富士山が爆発するくらいなら、大振動も起こるだろうし、爆発物や爆風により窓やベランダがダメージを受けるけど、ベランダは個人のスペースのようでいて、共用部分である。それならマンション管理組合の方で保険に加入しているから、個人的にはエアコン室外機とか窓とかのダメージを回復することになろう。この辺は、地震保険でまかなえるようだ。

 

今回、「子供がモノを壊してしまった」「家具の移動中、壁を損傷した(←こんなモノまで入っていた!)」的なアクシデント保障を外し、代わりに、国内外で使える個人賠償責任を、最高額の1億円にすることにした。さほど保険料は増加しない。こんなのも「火災保険」のオプションなんだね。

 

ちなみに、料金が安くて掛け捨てではない「共済」というものがある。県民共済とか市民共済とか。

あれも調べてみたのだが、「地震保険」がない。地震が起こっても、あくまで「見舞金数万円」止まりだ。理由を聞いてみたら、共済は、あくまで同じ地域のための助け合い、だそうだが、この「同じ地域」というのがネックで、地震って、同じ地域にどーんと発生しまうものだから、もし地震保険なんか付けたら、共済金が空っぽになり、潰れてしまうから、なのだそうだ。

なるほどね。

かくして、地震保険を付けたい場合、共済はパス。

 

地震保険料は、今後、上がりこそすれ、下がることはないだろうから、次は、3年か、max5年をかけようかな。

しかし地震保険料を上げているのは、当たりもしない予想を連発する「エセ地震学者」どものせいなんだよね。クソ~~。