やっぱり金(キン)かなあ

世の中、先が完全に見通せる人は一人も居ない。占い師だってウソばっかり言っている。「経済学者」と名乗る人も、ノーベル賞受賞者も含めてあまたいるけれど、数年先の経済状況を100%性格に予測できる人はいないはずだ。先には何が起こるかわからないから。

 

株などの投資で、「1年間に●●億円稼いだ男!」なんてネットニュースに取り上げられている人もいるけれど、その裏には、損をして自滅した人がごまんといるにちがいない。損をした人らは、絶対ネットニュースに取り上げられない。

 

さて、このデフレ、低金利時代、今後もずっと続くのだろうか。アベノミクス以来、株価だけが一人、気を吐いているのが不気味で仕方ない。

これから少子高齢化がますます進む日本。経済成長の新たなる戦略や基盤はあるのだろうか?自分の国に暗い気持ちになって申し訳ないのだけど。

 

スーパーに買い物に行くと、「あれ~~、なんか高くなった」と思うものが目に付くのだけど、昨今、日本の物価は、先進国中、最も安くなっているのだという。お隣のK国と比較しても、K国の100円ショップには、日本円で100円相当で買えるモノなんか売っていないそうだ。外食の価格も日本では飛び抜けて安い。

東南アジアの人々は、アメリカや上海、ヨーロッパのディズニーランドではなく、浦安のそこに来るのだという。

「日本が一番安いから」

という理由で。

安い、ということに単純に喜んでいてはいけない。賃金は永久に低く抑えられたままだ。

今時の20代、30代の若者たちは、経済が良かった頃の日本を知らない。

定期預金の金利が5%もあったなんて、絶対信じられないだろう。

 

かくいう私も、いくつかの投資信託株式投資を除けば、財テクの才能もないため、「なにはあっても現金第一主義」で、銀行に定期預金をしたままだ。株は、とにかく「上がるまで塩漬け」にし、上がったら売っているだけで、何も才能はない。時間をかけて置いておくだけ。その方法で外貨も売ってしまった(ちょっと儲かった)。あまりに下がって、現在価格を見る気を無くしていた株価は、ある日いやいや見たら、予想外に上がっていたタイミングを見逃してしまった。見たくなくても、時々は見ないといけないのね。反省。

 

以前、田中貴金属で金の定額購入を続けていたことがあった。人気のあるこの方法であるが、一体、全部でいくら払っていて、手数料等を引いたあといくらもうかったのか、よくわからないという欠点がある。

それではあっても、

 

gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/y-gold.php

 

によれば、ただ何年、何十年と持っていれば、必ず上がっている。

 

 

投資のこつは「長期、分散、積立て」と言われるが、積立てをしなくても、余裕がある範囲で、時々、金を買っておくのは間違いないようだ。

 

ちなみに、100グラムより重いバーでは購入しないようにしたい。売却時、一度に200万円以上になると、店側から税務署に支払い調書が行くからだ。これも今後、1円でも税金を取りたい国税の希望で法律が改悪されるやも知れないから、50グラム以下を、正規の販売店で、ちょこちょこ買うのがいいかな。