加害者の開き直り

飯塚上級国民(90歳)は、控訴するのだろうか。

人2人を殺したばかりでなく、9人もの人々に重軽傷を負わせておいて、たった「禁固5年」とは、土台となる法律の軽さにも驚くばかりだが、飯塚爺さんは絶対「車の不具合」という説を曲げない。メーカーによる車の検証で、ブレーキを踏んだ形跡がないと立証されても、まだ認めない。

しかもこの爺さん、運転直後に、息子に電話をかけ、自分のSNSのアカウントを削除するよう指示したと聞く。

控訴期間は9月16日まで。爺さんは控訴するのだろうか。

なんか控訴しそうな気がする。さらに最高裁まで争って、その間、死に逃げを狙っているように見える。

仮に、今回一審判決を受けて服役したとしても、獄中で死ぬか、あるいは、刑期の間に認知症やら何やらが進行し、刑の執行停止になる可能性もある。もともと70歳過ぎているから、刑事訴訟法上、最初から刑の執行を免除される可能性もある。そうなったら、松永さんも怒りのやり場がないだろう。

松永さんは、民事上の損害賠償請求をしているのだろうか? 死なれないうちに、急いだ方がよい。

 

 

話は変わるが、最近、しばしば耳にする言葉で、「いやだなあ、これを口に出しては人間として終わっている」と思う言い方がある。

「死ねと言うのか」

という捨て台詞だ。

 

たとえば、コロナの関係で、本来はその対応の任務にないはずの保健所が、その差配の責任を負わされ、殺到する電話に、保健所員が疲弊しているという。

やれ、ワクチン接種予約ができないとか、何遍電話かけても出ない、とか。

こういう電話をかけてくる者らの中に、この「オレに死ねというのか」というセリフを吐くやつがいるという。

保健所を恐喝したって意味が無いではないか。

 

また、家賃の不払いを続け、裁判所から立ち退きの強制執行が来たときにも、

「それじゃ、私に死ねってことですか」

と抵抗する者がいるとも読んだ。

家賃も払わないくせに。

払えないのだったら、生活保護とかそれなりのところに相談に行けばいいのに。

いやだね、この「死ねと言うのか」というセリフ。何様だと思って。

もし、飯塚爺さんがこのセリフを吐いたら、これ以上我々を怒らせるものはないだろう。