背の高さ(の順)がわかった 自民党総裁選

ちらっとTVをつけたら、高市さんが演説なさっていた。

メイクも眉もスーツも超ばっちりで、プロを依頼したのが、美容系にうとい私でも見て取れるほどだった。

自民党という、いわば「おやじ政党」の総裁選に、女性が2人も立候補できる日が来るとは。

高市さんを応援したいのだが、もう下馬評では河野にほぼ決まっているらしい。

河野は経済政策は完全にオンチだそうだけど、ひとりの人間がすべての物事に通じることは不可能だから、経済方面はそれに通じている閣僚やブレーンを持てばいいだろう。

もし河野が総理になったら、オヤジの談話を撤回することを喫緊の仕事にしてくれないだろうか。

 

しかし、岸田が急に「選択制夫婦別姓導入」を主張し出したのは、どういう風の吹き回しだろう。

私は20代はじめから筋金入りの選択制夫婦別姓論者で、まさか20代終わりで自らが「合法的に」夫婦別姓で結婚できる身になるとは微塵も予想していなかった。

「完全なる別姓」ではなく、「選択制」なのに、この夫婦別姓制度に反対する人たちの意見が皆目わからない。

選べるだけであって、同姓にしたい人はすればいいし、するのが都合悪い人は別姓にすればいいだけなのに。

例えば、この五輪では、森喜朗のあとを急遽継いで委員長になった橋本聖子氏など、戸籍姓は「石崎」というそうだが、誰一人彼女のことを「石崎さん」だと思っている人などいない。彼女の夫君だって、「あなたの奥さんの橋本さん」と言われてなんの違和感もないだろう。戸籍姓だけが現実に通用している姓と違っていたって、彼女にも周囲にもメリットはない。同姓にすると、最高裁が判示するとおり「家族としての一体感」に結びつくと思っている人がいるなら、滑稽だ。家族は姓が同じという理由で成り立つわけではない。家族と思って一緒に生きるかどうかだ。

高市さんも既婚者だったと思うが、橋本氏同様、戸籍制は違うのだろうか。めんどうだな。

 

それにしても、かつては稲田朋美さんが女性初の総理を期待されていた政治家だったと思うが、防衛大臣就任以降、すっかり影が薄くなってしまった。なにせ稲田氏は、声が蚊の鳴くようなか細さで、国会の答弁を聞いていてもちっともドスが効かない。その点、高市さんの喋りは優れていた。

 

それにそれに、今日4人並んでいたときに初めて気づいたのだが、河野が一番小さくないかい?野田聖子が一番背が高いように見えてびっくりした。

アメリカの大統領選挙では、背が高い候補が勝つと言われている。背が高くないと最初から立候補するのに不利らしい。

背の高さばかりは、本人の落ち度ではないことは強調しておきたいけれど、やっぱ海外に出るわけだから、かつての宮沢総理とか竹下総理ほどではなかろうが、諸外国の首脳に囲まれると、ちょっと痛い。顔の作りが大きいから、背が高いのかと思っていたけど、今日初めて気づいた。