「名月」と「1万円札」

明日は満月で、「中秋の名月」にあたる。すでに今宵も、まんまるの美しいお月様が眺められる。

スマホでは、どうもうまいこと天体は撮影できない。

以前勤めていた会社で、社内報係をやっていたとき、自費で10万円もはたいて一眼レフカメラを買った。

あれがあれば、名月もなんとか撮影できたと思うのだけど、最近、そのカメラは断捨離してしまった。

7~8年持っていて、なんら不具合もないけど、カメラ屋さんの買い取り価格は5000円。でも、中古品だからそんなものだ。買い取ってもらえただけで感謝した。

 

とにかく、月って美しい。

なんか、年々歳々、月の美しさに心惹かれるようになった。

 

話は変わるけど、2024年から、新しいデザインの1万円札が発行される予定だ。

新たにお札の顔となるのは、渋沢栄一。お札の発行って、NHK大河ドラマとタイアップしているのかい?

ご子孫たちにコメントを求めると、実際の氏は吉沢くんみたいなイケメンじゃなかった、と口を揃えるという。

そうだよね・・・・・(失礼)。

日本のビジネスの基礎に膨大な貢献をされた氏だから、断じて、俳優のようなビジュアルをしていなければならないわけはないけれど、この1万円デザインって、あまり好きじゃない。

慣れるかも知れないけど。

 

 

 

昔の聖徳太子のお札は、1万円も5000円も、重みがあったなあ。

福沢諭吉も、まあまあ。

しかし、次期新札のこれは、ご本人のお顔が、おそらくは結構修正を加えられているものと思われるけど、それでも今ひとつだし(失礼)、手に取って「うお~っ、いちまんえん!」というインパクトが薄い。それから、「10000」というでかい数字が、書体のせいか、ひどく安っぽく見える。 

 

 

今の、「壱万円」という漢字が中心線に来ているほうが好き。ひょっとして新札は、外国人に配慮をしたというわけ?

 

現金で払う機会がどんどん減少していく時代、もしかして、新紙幣の発行もこれで最後になるだろうか。