おはぎ

以前、ケンミンショーで、宮城県仙台市太白区にある「さいち」というローカルスーパーのおはぎが大人気だという話を見た。その部分だけ録画をプロテクトしている。このスーパーでは、年商6億円のうち、2億円をおはぎで売り上げているという。

 

 

一度食べてみたいものだなあと思ってはいたけど、高校時代の暗い事情があって、仙台には二度と足を踏み入れないことにしているので、これはこれで情報として聞いておくだけにしている。

ところが、ネットで調べたら、「ヤオコー」とスーパーが、この「さいち」で、おなぎの修行をしてきて、そのおはぎを売っているという情報をつかんだ。全く知らないスーパーだったが、ネットで店舗を調べ、買いに行ってみた。

 

 

さて、買ってきたあずきのおはぎがこちら。運搬したので多少いびつになっている。

 

 

思い切り期待した食べたけど、あんこがいまいち・・・・・ 

いろいろな店から買って食べては比べているのだけど、「さいち」で習ってきたというコレは、残念ながら没だ。あんこがぐしゃっとしているし(柔らかいあんこが好きな人はいいのだろうけど)、味も凡庸。

ほかに、仙台名物の「ずんだ」あんのおはぎも買ってきたが、これはご免。枝豆に砂糖は合わない。あの土地の名物だと思うと、余計に腹が立って体が受け付けないせいかもしれないけど。

 

これまで手近で購入してきた中、一番の美味しさだと思うおはぎは、スーパーマルエツのものだ。

 

 

甘さ控えめのあんこは、上記のものと違い、水分を飛ばしてしっかり練られており、ご飯の半殺し加減も秀逸。これを上回るスーパーのおはぎがあったら、買ってみたい。

 

亡母は、料理上手だった。なんであんなに何から何まで上手に作れたのだろう。

おはぎも、そう。

前の日からあんこを煮て。餅米のご飯も炊き、すりこぎで半殺しにし、小さく丸めておはぎを作った。

私も、手伝うのが大好きだった。

あんこのついた手を、ぺろぺろなめるのも楽しみの一つだった。