珍姓さん、性別不明さん

ひどい珍姓の人に会った。

その名前を書いたら、ほぼその人に特定されてしまいそうなので書けないけど、とにかく、ぶっ飛ぶくらいの珍姓。

その人は既婚女性のようだったので、きっと、結婚後、名乗るはめになったのだろう。

この人は、姓の説明のために、人生の時間の1%くらいは割いているに違いない。

気の毒だなあ~~。

結婚したとき「あなたの姓はイヤよ。私の姓にして」「オレはいやだ。婿にいくわけじゃない」とかいう押し問答があったのではないか。

私なんて、お店にハンコを売っているあのグルグル回る箱に、4本くらい刺さっている平凡な姓だから、名乗るのがとっても気楽でありがたい(その代わり下の名前は嫌いなんだが)。日本では、自己紹介に姓を名乗る社会なので、あんまり珍姓の場合は、思い切って家庭裁判所で変更申請してみたらどうだろう。珍姓には、珍姓を名乗る家の由来がある、とか言われてしまいそうだけど、電話で名乗るのも苦痛だったり、いちいち説明を要するのは、重荷でしかないような気がする。

 

さて、別の話。

この前、ある人の到着を待っていた。お名前は先に伺っており、「●● ◎美」という方だった。

到着したら、げっ。女性じゃなくて、おっさんだった。

ホント、男の子に「●美」という名前を付ける親の気持ちが知れない。

郷ひろみ(原武裕美)だって、有名になる前、幼稚園から小中学校までは、さんざん女の子に間違えられていたに違いない。