金融機関にもイロイロ

近々満期を迎える火災保険を、今年は3年契約にした。ちょっと安くなるし、地震学者のガセ発表ごとに、地震保険料金も徐々に高くなると思い、単年契約から切り替えたのだ。

保険料は、ちょっとまとまった額になった。バーコードのついた振込用紙が届いたが、私は税金とか年金とか、こういう保険料の類いは、コンビニ払いできるとは分かっていても、なんとなく不安で、郵便局か銀行から払うのが好きだ。

 

さて、どこで払おうかと思ったが、試しに、今まで行ったことの無い近所の「神●●銀行」に入ってみた。

いまから20年ほど前、全国的に、「相互銀行」が一斉に普通銀行に転換したことがあったが、この銀行もそれまで「●奈●相互銀行」だったところである。

さて、その振込用紙を窓口に出したら、窓口の女性、なんだか、初めて見るものでも見たかのように固まった。

そして、裏面を見て、

「あのー、ここに書いてありますが、これはコンビニで払うものではないでしょうか」

と言う。

私は、その左側の説明書きを指さし、

「ここに、金融機関、って書いてありますでしょう?」

と聞くと、その女性はまだ「はあ~~」というような表情をするだけで、言葉が出て来ない。

私は、

「もういいです。他で払いますから」

と、窓口に手をむんずと入れて、その振込用紙を奪い取り、郵便局から払い込んできた。

●●川銀行は、金融機関ではないのだろうか。また、こういう公共料金の振り込みは全然扱わないのだろうか。金融機関、とあれば、どこでも振り込めるものだと思っていたが、そうでもないのかもしれない。