当たらない「格付けチェック」と「正反対論者」

先日、テレ朝で「芸能人 格付けチェック」が放送されたのだけど、私はこの番組シリーズ、いつ見ても、音楽は、絶対に外す。

一方はプロによる演奏や歌唱で、一方はアマチュアによる演奏や歌唱だ。

しかし、私の耳には、何度聞いても、アマチュアとされる人たちの演奏が心地よく、しっくりくる。

つまり、私には音楽のセンスがなく、「プロの技」なるものに全く無縁で今日まで来ているだけなのだろうけど、果たして、それほど絶対に、 

 

プロ > マチュア

 

なものだろうか?アマチュアはアマチュアなりに、懸命に練習し、演奏している。プロには絶対劣る、というスタンスはどうかなあ。

実際、ゲストの芸能人たちも、派手に外している。

同じく、楽器に関しても絶対に当たらない。1台ウン億円もする楽器と、アマチュアが使う楽器の音が、さほど違うようには聞こえないのだ。

これって、演奏者側に、

「これは1台●億円する世界的な名器だから」

という思い込みを増幅させる効果の方が大きいんぢゃないかな~、と勘ぐってしまう。

要は、自分の耳に心地よければ、それでいいのだろうけどね。

 

話は変わるけど、最近、マスゴミやネットで、2ちゃんの創業者であるひろゆき氏がコメントをしているのが増えたように思う。

これって以前は、ホリエモンだったりした。

彼らに共通するのは、国民の大多数が思いそうなことに、正反対の意見を述べることだ。

何を言っても日本では自由なのだし、みんなが思いそうなことに同意しなければならないことは断じてないのだけど、ただ、こういう人たちって、あえて国民感情を逆なでることがインテリの証、みたいなにおいがする。