18歳で成人 混乱しそう

まずは、選挙権からスタートした感じの「18歳成年」。

こういうのを見ると、与党のうち、自民党でない方の党が、少しでも自分らの得票を増やすためにしくんだんだろう、と推測してしまう。なにせあの学会は、得票数のカウントはほぼ100%だからね。

今回の「18歳以下の子供がいる家庭に10万円給付。ただし5万円が現金で5万円がクーポン券」とかいう制度に、各自治体が段々独自に反旗を翻し始めたのはおもしろい光景だ。そうだよ、現金で一括して払えば良い。できるなら、私は、普及がいまいち進まない「マイナンバーカード」を作らせ、それに口座を紐付けさせ、そうした18歳以下にだけ配る、とすれば良いと思っている。

そうすると、

マイナンバー反対者に対する差別だ」

とかいう者どもがギャーギャー騒ぐのは目に見えているが、

「カネが欲しければマイナンバーカードを作れ。カードを作らない国民に配らない、と判断する権利は国にある」

と突っぱねれば良い。そもそも、カネを撒くのに税金がかかりすぎるのが馬鹿馬鹿しい。銀行振り込みがまだ国民の間に一般的とは言いがたいアメリカだって(=大きな支払いにはまだ小切手が流通している)、社会保障番号に紐付いている口座に政府から一律に送金があったというのに。

そもそも「5万円クーポン券」で、思い出した。以前、「地域振興券」だったっけ、国民に配って、あれでなにか買わせて消費を上げさせる、ってあったけど、これもあの党の発案だったはず。

どうしてクーポン券にこだわるのかというと、学会系の印刷業者に発注するから、と聞いた。

 

それはともかく、来年4月から、正式に18歳成年が施行される。

アパートやクレジットカードの契約、性別の取扱の変更審判、結婚などが親権者の同意なくしてできるようになる。

結婚については、女の子の結婚年齢が、現行の16歳から2歳上がることになる。

しかしねえ・・・・

私は、女の子の体の成熟が男子より早いのは生物学的事実だから、そこまで変えなくても良いと思っていた。

「♪ねえやは15で嫁に行き~♪」

なんて歌もある。「坊やは18で嫁もらい」なんて歌はない。かつては女子の地位が非常に低かったこともあるけれど、女子は15前後で嫁に行く時代があった。あと、16歳からの結婚は、おつむが弱い反面、下半身の行使が大変早い、中卒か高校入学後すぐ子供を産んでしまうようなおバカ系の女の子の救済にもなっていたのだが、まあ、18歳までそんなことするな、というプレッシャーになってくれればいいが。

とはいっても、酒とタバコは相変わらず20歳から、である。

成人=酒タバコ開始、のイメージが強いので、これは世の中に勘違いする人が沢山でるのではないか。

あと、公営ギャンブルで馬券や車券を買うのも20歳からである。

なんか、却って複雑化し、混乱を招く気がするなあ。

 

ちなみに、18歳、19歳で犯罪を犯した場合、まだ、一般の地裁ではなく、家庭裁判所に送られる制度は変更ないそうだ。しかし、18歳、19歳で起訴された場合、実名と写真の報道は可能になるそうだ。へえ。