新デザインの500円硬貨

普段、スーパーなどで買い物するときは、PASMOで払うので、滅多に現金のやりとりがなくなった。

しかし今日、たまたま現金で払ったら、あれ、見慣れない輝きの 500円硬貨がお釣りに。

 

 

比較のため3つ並べて撮影。

一番左のは、お宝アイテムの、昭和62年のもの。検索したら、今は1200円くらいで取引されている様子。

真ん中が令和3年の、デザイン改訂前のもの。

一番左が今日ゲットしたもの。

 

日本の造幣局が偽造防止に掛ける熱意は大変なものだ。諸外国では、ここまで札や硬貨のデザインになんか凝らないだろう。だからある意味、日本では、現金信仰が諸外国より根強い。これは、偽造の紙幣や硬貨が当たり前で信用ならない国に比べたら、誇らしいことだ。

 

私は、昭和のコインから、コインブックに硬貨と紙幣を集めているんだけど、令和3年だけ、500円硬貨を入れる台紙に2種類の保存スペースが必要になるなあ。仮に、令和4年に入れたけど、メーカーのテージー社は対応してくれるかしら。

 

 

ゆうちょ銀行は、今月17日から、ATMからの硬貨の入金に、たったの1枚からでも手数料を取るようになる。他の都市銀行はまだ100枚までなら入金無料だけど、かくして、硬貨が厄介者になってきている。

かつては、どの銀行でも、シートで巻かれた硬貨の両替が誰でも無制限に出来たのが信じられない時代になった。

私も、テージーのコインブックに収集してきた以外に、「フデ5」や「ギザ10」を貯金箱に貯めてきたのだけど、これからの時代、硬貨なんてますますはやらなくなるし、特段の価値もなく、サビてもきたので、全部ATMから入金してきてしまった。悲しいけれど。

 

平成の終わりごろから、硬貨、特に1円玉の収集が困難になってきている。造幣局発行のプルーフコインセットでなければ発行されていないものも増えてきた。プルーフセットでは、コイン収集の楽しみにはならないから、買わないけど、平成の終わりの方のコインブックは、未収だらけになっている。