本当に地球は温暖化一方なのだろうか?

アメリカ人の旦那が、メール(ショートメッセージ)で「Ronaがウンヌン」と書いてよこしたので、

「Ronaって何?」

と尋ねたら、

「Coronaの短縮形。最近アメリカで使われている」

とのこと。なんだよ~、カタカナで言えば「コロナ」の「コ」だけ。たった1文字を省く有用性って何?

 

それはともあれ、トンガ沖で海底火山が爆発した。そのせいで環太平洋に津波が起こり、はるか離れたペルーで、女性2名が車ごと津波に流され死亡したという。地球のパワーは計り知れない。

 

 

今回の噴火による津波は、環太平洋の国々にまんべんなく及んだ。これほどのスケールだと、1991年のピナツボ火山爆発同様、全世界的に、冷害の及ぶ可能性はないだろうか。こういう地学・科学・気象学関係は私の最も苦手とするところだけど、食糧不足が起こり、米不足はもとより、小麦も不足し、

「米がなければパスタやパン」

なんて言っていられる状況ではなくなるかもしれない。おそろしい話だ。

ピナツボ火山の冷害のとき、日本政府は緊急避難としてタイから米を輸入した。ご存じの通り、タイ米はパラパラの長粒種で、もっちりした米を食べ慣れている日本人には、同じ米と呼べるものではないくらいだった。しかし、タイ米だって、今度また輸入できるとは限らないのだ。米の備蓄は現在どのくらいあるのだろう(もちろん不足するのは米だけではないが)。

今回の火山に近いオーストラリアは一大農業国だが、小麦へのダメージが心配される。

 

科学者らによると、地球は現在「温暖化」の一途であり、これを防ぐために、世界中でCO2排出を制限するのがよしとされている、が、これから数年間、寒冷化に向かうおそれがあるのかどうか、どなたかご説明いただける学者さんはいないだろうか。