ジェノサイド五輪が終わりつつある ところでチャイニーズ系の選手ら

ジェノサイド五輪が終わりつつある。

 

やはり、女子のほうが男子よりも、西洋人との体格差が少なく、不利が小さい。メダルの数を取りに行くなら、女子競技を強化した方が効率が良いだろう。日本男子は、フィギュアとかスノボとか、体が小さくてもハンディのない競技、または、ジャンプならいける。

しかし、山の斜面を滑り降りる競技だと、もろに北欧勢の天下だ。日本人に選手がいないわけではないのだろうけど、練習場が、室内リンクではなく山だから、練習場を維持するだけでも、膨大な手間と費用がかかりそうなのが難点だろう。

ビックリしたのは、インドとかタイから、滑降競技に出場する選手がいたこと。ひえ~~っ。もちろん彼らは、日頃、練習の出来るヨーロッパに住んでいる。暑い国にだって、磨けば素質のある選手はいるだろうけど、土台、冬の競技に素質を見いだそうという動機自体が乏しい。彼らの場合は、よほど家が裕福か、スポンサーが付いたかだろう。あと、さすがにアフリカとか南米選手は見なかったような気がする(いたかもしれないが正確に見ていないのでご容赦を)。夏の五輪と違って、冬の出場国は偏りがはげしい。

 

さて、フィギュアスケートだが、アメリカ代表として出場するのは、チャイニーズばかりだ。アメリカの国籍付与は、出生地主義だから、両親が外国人で英語を話せなくても、アメリカの領土で生まれるだけで、アメリカ国籍をくれる。カナダ代表だって、しばらくは、パトリック・チャンというチャイニーズが代表選手だった。

 

うちのアメリカ人旦那に聞いて見た。

「ねえ、ああいう見るからにチャイニーズがアメリカ代表として出るのって、アメリカ人にとって、心から、『我らが合衆国代表』って思えるものなの?」

と聞いて見た。すると、

「White people generally do, but many Africans seem to hate Asian Americans, especially Koreans and Chinese.  Probably because they are so successful」

と答えた。

「白人はだいだいそう思っている。しかし、アフリカ系(黒人)は、アジア系が嫌いで、特に韓国系と中国系を嫌っているよ。これは多分、彼らが成功を収めているからだろう」

という(注:旦那個人の見解です)。

 

私だって、正直、張本智和という卓球選手を日本代表として応援する気持ちには全然なれない。チャイニーズ系の卓球選手は、世界中のあらゆる国々にちらばり、その国に帰化し、その国の代表として卓球の選手権に出ている。しかし、彼らは、膨大な選手人口を持つ中国代表として出場できないから、出場機会を求めて海外に帰化しているだけで、到底、その国を背負って、とか、その国のために、とか思って卓球しているわけではないだろう。

 

大分前のことだが、アメリカに行ったとき、私らはバス停でバスを待っていた。そうしたら、そこにいた黒人に絡まれたことがある。

しかし、旦那は結構冷静に対応した。あとで聞いたら、

「ああいう時に目をそらしたり、いい加減な対応をしたりしたら、ボコボコにされることがあるからね、しっかり目を見てちゃんと言い返さないといけない」

と言った。ついでだが、このとき、この黒人は、私に向かって、

「Are you Korean?

と聞いてきたので、私は首を左右に振り、「No, I am Japanese」と答えた。そうしたら、

「そうか、それならいい。オレの親戚はコリアンが開いた店のせいで、仕事を失った」

と憤慨していた。あの時、もし「Yes」なんて言ったら、ボコボコにされていたかもしれないんだな。今思い出してもこわかったし、日頃へなちょこだと思っていた旦那をちょっと見直した。