いつまでたってもアメリカとの違いに驚き続ける私

外国なんだから仕方ないけれど、いつまでたっても、アメリカと日本の何気ない違いに、驚き続けている。

アメリカ人からしたら、こんなことで驚く人間がほかの世界にいる、という認識など、持てない程度のことでも。

 

先日、とあるブロガーさんの記事に、21歳の成人になった息子さんの運転免許証の形が「縦型」から「横型」に変わる、という話を見た。

へえ。横型は成人、縦型は未成年なんだ。

50の州によって方式はバラバラなことが多い国だけど、縦型免許証は、21歳にならない未成年を一目で識別できて、便利だ。

特に、酒類の購入や、店での飲酒となると、店員も忙しいし、店内が暗くて字が読みづらいこともあるし。

 

で、旦那に、「アメリカでは未成年は縦型なの?」と、「アメリカでは」と統一した回答を求めてはいけないことは承知だけど、面倒くさいからそう質問したら、やつは「知らない」と抜かした。

その後、テネシー州の実例の動画を送ってくれた。2017年のニュース番組である。

冒頭は、要するに、「テネシー州では、2018年7月から、21歳未満の運転免許証が、横型から縦型に変わります」という話をしている。当時は、横型の免許証の顔写真の周囲に、赤枠で「XXXX年X月X日まで21歳未満」と印字されていた。

 

 

 

 

しっかし、驚いたのは、続きの画面、30秒くらいからだ。

「未成年の運転免許証は、来年7月から、拳銃所持許可証(Handgun Carry Permit)と同様に縦型になります」、と言っていること。

ここで拳銃所持許可証なんてモノを、ごくごくフツーに、さくっと比較のため出してくるって神経が、日本人の私には到底理解できないのだ。

拳銃所持許可証なんて、彼らにとっては、運転免許証くらいの感覚のモノ?

ちょっとこういうところが信じられない。

旦那に「アメリカ人の感覚はおかしい」と訴えてギャーギャー騒いだけど、合衆国憲法で保障されていることでもあるし、彼(ら)にとっては、私の感覚の方がおかしいのだろう。