毎日、田中貴金属の金価格のサイトを覗くが、金価格上昇まっしぐらだ。
今日は店頭小売価格グラムあたり8,402円。昨日からたった1日で218円も上がった。こんな上がり方、見たことがない。
もちろん日々、史上最高価格を更新している。さすが有事の金。
過去を振り返ってみると、1999年から2000年には、グラム1000円を割った時があった。
あのころに「あ~、金投資なんて馬鹿馬鹿しい」と叫んで購入を辞めた人たちは、いまごろ地団駄踏んでいるかなあ。
投資は、諦めず、長期でこつこつするものだとは分かっているけれど、その当時にそれを達観して購入し続けるのは難しいだろう。
諦めずに、長期続けきた人が勝つ。
しかし、金一辺倒ではなく、分散、ね。
友人の一人が、「亡父が購入した天皇即位の10万円記念硬貨を売りたいけど、どこへ売ったらいいと思う?」と聞いてきた。
私は、そういう近年の記念硬貨にはプレミアムは付かないから、10万円の額面通り、銀行の普通預金の口座に入れてもらってきなよ、と言った。そうしたら、彼女、
「違うんだよ、今は金がものすごく上がっているから、最低、倍で買い取ってくれるみたいだよ」
と教えてくれたので、たまげた。つまり、額面のある通貨としてではなく、溶解して使う金材料として取引きされているのだ。
反面、株価はだだ下がり中だ。
私がSBIに運用を依頼している確定拠出型年金個人型も、運用益がぐっと縮小してしまった。投資信託もしかり、で、最近は、気が滅入るので、運用成績を見ないようにしている。
友人の中には損切りした人までいるが、私はそこまでできないなあ。
先を読む能力もないので、長期じと~~っと放っておくしか手段がない私。
前にも書いたけど、岸田総理は、何をしたくて総理大臣になったのか、全くわからない。今でも依然として謎だ。
大蔵・財務一族の生まれだから、いくら国民や財界人などが「景気回復のために減税を」と声を上げても、減税なんざ、ビタ1%だってしない。
コロナは過剰なくらい叩いているけれど、景気の回復、経済の高揚については、配慮に欠けると思う。
それに、いつも思うんだけど、あの「松野」っていう官房長官、何者? はなはだ存在感に欠ける官房長官。岸田さんのお友達? 官房長官は、アピールする力があってナンボだと思うんだけど、その能力にも恵まれているようには思えないし。