「君が代」では胸に手を当てるべきか否か

歌ウマで、演技も出来て、イケメンでもある山崎育三郎さん。

ほんと「天から何物」もらってきたのかなと思うくらい。

 

彼が2019年3月20日、これはイチローが引退する日の試合で、日本でマリナーズvs.アスレチックス戦を行ったときの開会式に、山崎育三郎さんが、君が代アメリカ国歌を一人で2曲独唱した。すごいうまい。留学経験もあるそうだが、アメリカ国歌も発音はほとんど正確でたまげる。

 

 

 

で、しばしば気になるのだが、国歌が流れるときに、胸に手を当てるか否かということ。

アメリカ人は、野球でもバスケでもなんでも、歌手を招いて冒頭に国歌を歌うのがならいだが、みな、脱帽し、立ち上がって胸に手を当てる。

私もアメリカに行ったときはそうしている。

しかし、君が代のときには、胸に手を当てている人より、そうでない人が圧倒的に多い。

たぶん、日本の国歌には、しいて、胸に手を当てることは望まれていない、というか、流儀ではないのだろう。

今日はお相撲の千秋楽だけど、脱帽し、立ち上がるだけ(コロナでなければ歌唱もするが)で、胸には手を当てない。

でも、海外の国歌斉唱で胸に手を当てて聞いているシーンは、すてきなんだよなあ。ひがみ?

 

日本では、平成11(1999)年まで、君が代が国歌だと法律で定められていなかった。

たしか、これを定めようとしたとき、反対するしか仕事の無い野党が「右傾化」とか騒いで反対したような記憶がある。

世界で一番短い、シンプルな国歌でいいと思うんだが。

 

ともあれ、この動画、1分34秒あたり、イチローも後ろ手で君が代を聞いていた。こんなもんかな。

ほかの選手は帽子を胸に当てている人の方が多かったみたいだが、イチローの左側の男は、胸に手を当てないどころか、君が代の最中にガムをくちゃくちゃやっている。失敬なやつだ。