ひさしぶりに、この名前を聞いた。というか、正直、まだ生きているとは思わなかった。
2005年、朝日新聞が1面で「立てるんです」と取り上げた、千葉市動物公園の風太くん。動物学的には、レッサーパンダが立つのは全然珍しいことではないそうなのだが、彼の場合はその美しい立ち姿で人気を集め、CMにも出演したっけ。
しっぽを支えにして立っていたようだ。
17年経過し、もうすぐ19歳になる今は、こんなお姿に。
一番ショックだったのは、あんなにも太くてりりしかった尻尾が、まるでネズミのそれのように細いヒモ状になってしまっていること。
レッサーパンダは、老いると尻尾があんなふうになってしまうなんて知らなかった。ショック。
風太じいちゃん、(もう少し)頑張れ。