東大地震研究所が、2012年1月に、「あと4年以内にマグニチュード7クラスの首都直下型地震が発生する確率が70%」とかいう発表をしたことについては以前書いた。
それから10年あまり。
優秀な頭脳を持つはずの研究者の方々には、こういう発表に対する結果についてどう思っているのか是非聞いてみたい。ついでに、東海大地震も南海トラフも来ていない。その間に熊本、大阪などあちこち、彼らをあざ笑うかのように、彼らの全くマークしていなかったところで、大地震が発生していった。
結果的に、人々に不安を与えることしかしていない研究者たち。
国の税金をもらって研究しているから、それなりに何は発表しないとならないと思っているのか。
「我々は70%と言った。起こらなかったのだから、30%が当たったということだ」とでもうそぶくのかなあ??
さて、昨日、石川県珠洲市で震度6という大地震が発生した。けが人は出たようだが、幸い、死者はなかったらしい。
被害に遭われた方々にはお見舞いしたい。いつもどおり、日赤が義援金募集を開始したら、すぐ振り込む。
珠洲市、ってどこかなと調べたら、能登半島のとっ先にあった。能登半島を左人差し指に例えたら、「爪」のさきっぽ。人口12,000人余りなので「え?小さいなあ」と思ったら、本州にある市の中で一番人口が少ない市なのだそう。
さて。
政府には「地震調査研究推進本部」なる組織があって、大学や他の研究組織とともに、国内の地震の調査・研究に関する業務を一元的に担っているそうだが、彼らが2020年度に発表した
という研究結果をUPしている。
ところが、
能登半島の先端、薄い黄色だ。0%から10%。
拡大します。
優秀な地震学者のみなさん、コメントお願いします。