「1つのサービスに利用を集中しすぎないこと」と学ぶ

ヤクルト、つお~~い。強すぎる。

おとといなんか、ベイスターズが、3連戦初戦は勝ったので「すごい!」とほめた。が、昨日は負けてしまった。

でも、延長の末の接戦で、1点差の逆転負けだったんだよ。猛暑の中よくやっている、とほめてやりたいよ。

ヤクルトの強さは、選手が「ヤクルト1000飲み放題」だからだろうか?(ウソよ~)。

しっかし

マジック53

って、なんだい? 見た覚えがない。まだオールスター前なのに。

 

 

それはともかく、昨日、KDDIが通信障害を起こしたそうだ。

通話もネットもダメ、QR決済もダメ、で、KDDI利用客らが、au店舗に殺到したようである。

電話も通じないため、「公衆電話」を使った人たちもいたようだ。「公衆電話」なんて廃止される一方。使ったのはウン十年ぶり、とかだったのではないかな。

 

これを見て、思った。

日本人、って、1つのサービスが完璧に動く、と思い込み過ぎているということ。

もちろん、客から金を取って営業している以上、企業は、完璧なサービスを提供し続ける義務は、ある。

しかし、そこは機械のすることだから、故障というものがたまにはある、と私らは思っていなければならない。

 

料金が割り引かれるから、一家全員が同じ携帯会社にしている家庭もザラだろう。しかし、それだとこういうことが起こった場合、お手上げだ、と学ぶ。

固定電話なんてとっくの昔に取っ払ってしまった家庭も多いはず。

(私は「携帯が故障したときのため」に固定も維持しているけどね)

 

電車も100%時間通りに来ると思っているから、数分の遅れでも車掌が謝罪アナウンスをする。こんな国、世界でも日本だけではないか。

この前読んだ、谷本真由美さんの「世界のニュースを日本人は何も知らない3」によると、欧州では「機械は故障するのが当たり前」という前提で生活が営まれているから、機械化、自動化を彼らは好まないという。自力で修理できなくなるからだ。駅の券売機なんて日本人の目から見たら超旧式、で、しかも、それが壊れているのが珍しくない。日本人だったら激怒だろう。

 

 

 

ヨーロッパなんて案外先進国でも何でも無いわけだが、労働とかサービスの提供に対する義務感、倫理観のなさがネックだと思う。

 

それに比べ、日本では、サービスが停滞すると、会社は徹夜してでも復旧に努める。なんと素晴らしい職業倫理観を持つ国だろう。金子総務大臣は「行政処分の可能性」を示唆したそうだが、違和感ありありである。ヨーロッパだったら年がら年中行政処分していないと追いつかない話ではないか。

 

 

物事に完璧はなく、リスクはいつ、いかなる形で降ってくるかわからない。

通話も支払いも何もかも1つのスマホで済ませられるのは大層便利だけど、こういう事態も起こるのだ。

なので私は、携帯での支払いはしない。パスモで払っているし、現金も必ず持ち歩く。

 

リスクは想定し、分散しよう。