この間、とある払込取扱票(郵便局の送金用紙)を持って郵便局に行った。
赤枠で印刷されているので、振込手数料はタダ(相手持ち)だ、と思っていた。
さて窓口にそれを出したら、
「郵便局の通帳かキャッシュカードはお持ちですか?」
と尋ねられた。ゆうちょ口座は随分前に解約しているので、いいえ、と言うと、
「では、手数料110円をいただきます」
と言われた。ひえ~~っ。
ゆうちょも民間金融機関になったし、このご時勢、どんどんシビアになって行くんだね。
これは私が口座を持っている横浜銀行の店舗、だったところ。やっと解体作業が始まる様子。
いち支店としてはかなり大きな建物だけど、1年半ほどまえに閉店し、横浜駅前支店に併合された。
大きな建物なのに、右下隅のATMコーナーだけは稼働させていたから、もったいない、と思っていた。
他の支店のATMか、コンビニのATMに丸投げすれば良いのに。
そうしたら、道を挟んで反対側の貸しビルの1階に、新しくATMコーナーが設置された。
建物を借り、ATM2台を設置し、セコムかALSOKに頼んでお金を詰めてもらうって作業は、建設費も維持費も半端でなくかかるだろう。
それでも「カスタマーサービス」の名の下に、自社でATMを作ってあげるんだなあ。
近隣の商店が売上金を入金しに行くとか、あと、ネットで送金ができない高齢者の送金のため、とかで、どうしてもATMを作らないと文句を言われてしまうのかな。
キャッシュレスが個人商店にももっと浸透し、高齢者がネットを使えるようになれば、事情は違ってくるだろう。でも、治安の良い日本では、まだまだ現金が強い。
今日その横浜銀行からお知らせが届いた。見たら、これまで無料であったサービスが改定、というか改悪で、かなりの条件をクリアしないと、時間外ATM手数料・コンビニATM手数料・他行あて送金の無料条件が12月からなくなるということであった。
時間外ATMとかコンビニATMは使わないようにすれば良いだけだが、他行への送金は時々するので、これ月2回無料がなくなるのは、ちょっと悲しい。まあ他にネット銀行でこれが無料なところを使えば良いけど。
要は、無料サービスは見直し、手数のかかる現金処理とか高齢者からはカネを取るようになる、ということ。通帳も廃止したくて仕方ないのだ。
私がいま真剣に見直すべきと思っているのは、救急車である。これが無料なため、気軽に呼び出すバカがいるらしい。海外では、救急車の料金が払えないと運んでもらえない国だってある。すぐ人権、人権と言う無かれ。