世界にはいろんな表記方法がある

今日、封書が届いた。

消印の日付を見た。そうしたら、「令和4年8月22日」とある。

え?もう22日過ぎたっけ?

 

 

と思ったけど、まだ8月は10日も過ぎていない。ちょっとアタマを冷やしたら、これはDDMMYYの順で書かれているのだとわかった。これは万国郵便条約か何かで、イギリス式(ヨーロッパ式?)の日付を表示するように定められているんだろうな。

 

我々日本人からすると、この「小→大」の順に表記するのは、非常に違和感がある。どう考えたって、「大→小」でしょ?

住所だってそうだ。欧米の住所はいきなり個人名から入り、番地、通り、市、州、郵便番号、国の順だ。違和感ありあり。だって、誰でもまず、郵便物の仕分けは、国とか県といった大きなくくりから、市、町、番地そして最後は個人名で行うでしょう?いきなり「Mr. John Smith」なんてところから仕分けができる郵便物なんか、この世に無い。

この「小→大」の順の住所表記、なぜそうなのか、私は以前の勤務先複数のアメリカ人に聞いたけど、みなそれが当然と思っているばかりで、逆に、私がそんな疑問を抱くことがおかしい、そんなことを聞く人、桃実さんが初めてだ、と言われるばかりで、撃沈してしまった。

 

数字の表記にしてもそう。

日本人は、1,234,567.8と、カンマと小数点を使うけど、ヨーロッパなどではこのカンマと小数点の使い方が逆な国が多いことを知り、こういう数学的なことは万国共通だと思っていた私は、たまげたことがある。おまえに、スイスとルクセンブルグだけは、カンマの代わりにアポストロフィーで数字を区切るので、彼らからメールとか書類が来る度、「1'234'567.8」などと表記されているので、違和感があって仕方が無かった。

 

うちのアメリカ人旦那が、

「◎月●日までにXXポンドやせる」

と宣言した。いくら毎日kg表示の体重計に乗っていても、いざこういう目標を立てるときは、絶対にポンドで言わないと、具体的にイメージできないらしい。アメリカ人は、単位においては永遠に世界の孤児である。他国に合わせようという気がみじんもないのだ。

ちなみに、私が、

「今日は気温33度くらいまでいくらしいよ」

と言うと、

「Sounds almost freezing」(氷点みたい)

と必ず言う。お前らアメリカ人どもは、17世紀に住んでろ!