先日、何かを読んでいたとき、とある女性がコーンに盛ったアイスクリームを食べながら、
「このコーンって、全然トウモロコシの味がしない」
とおっしゃったそう。はっはっは・・・ と笑ってはいけないよね。日本語のカタカナ発音だったら区別がつかないもの。だから、アイスクリームのコーンがトウモロコシから出来ていると思っている人がいてもおかしくない。
これもコーン。道路工事とかでよく見掛ける。
アイスのコーンとかこのコーンは「錐(すい)」という意味で、「cone」と書く。
発音は「コーン」ではなく、「コゥン」みたいに、はっきり「オウ」という二重母音を言う。でないと、トウモロコシ(corn)と誤解される。
実は私、昔この「ou」の発音でアメリカ人旦那に注意されたことがあるのだ。
お菓子を焼くのが好きだったので(←過去形。今はあまりしない)、「スコーン」を焼いて、旦那に、
「スコーン食べよう」
と言ったら、ちゃんと「ou」と発音するように言われた。しいてカタカナで書けば「スコゥン」と発音する、というか、むしろ「スコン」でも通じるかも知れない。「スコーン」と発音すると、「侮辱(する)、軽蔑(する)、あざけり(る)」のような、悪い意味の名詞&動詞「scorn」になってしまうからだった。とほほ。ちなみに食べるスコンは「scone」と書く。
でも、日本人が上記のアイスクリームや道路の三角のあれを「コウン」なんて発音することは・・・ 期待できないよね。
せめて、英語では綴りと発音が違うと知っていてくれれば。
ところで、以下は「corn」の話だ。
ネットでたまたま、ブラジルのデザート「curau(クラウ)」という、トウモロコシで作るプリンのようなものを知った。そろそろ生のトウモロコシも季節的に終わる。これは、缶詰でなく生のとうもろこしを使うデザートなので、試しに作ってみた。
結果・・・・
イマイチ好きじゃなかった。やっぱとうもろこしはそのまま食べた方がよろしい。
レシピには、シナモンを振ると良いとあったけど、それも合わなかった。
残念。
本場ブラジルで食べたら美味しいのかな。
まあ何事も経験。