「若い頃」という言い方

なぜか時々、郷ひろみのことを考える。

昭和30年生まれだから、67歳。ひえ~~~っ。ひと昔前だったら「おじいさん」と平気で呼ばれる年。

彼は、年金をもらっているのだろか?

家では老眼鏡をかけているのだろうか?

それなのに、全くサイズの変わらない体で、全く変わらぬキレッキレのダンスを披露し、変声期前の少年のような声を変わらず保ち続けている。

あのまま、70歳に突入するのだろうか?

でも、とにかくすごいプロ根性だ。それはいくら絶賛してもしすぎではない。

 

 

これは私、Yahooブログ時代にも書いたのだけど、他人にむかって、

「あなたの若い頃は」

という言い方は、慎んだ方が良いと思っている。先日も、TVを見ていて、40代らしいインタビュアーが60代のゲストに対し、

「若いときはどうでしたか?」

なんて言って質問していたのだが、聞かれる方は、いまでも充分若いと思っているのかもしれないし、20代ならともかく40代の人に「若い頃は」なんて聞かれても、あまり気持ち良くないのではないかな。

なので、私は、

「あなたの20代のころは」

「学生時代は」

「25歳前後のころと比べて」

など、ある程度具体的に年齢を絞って聞くなら、聞かれる方もいやな感じはしないと思うのだ。

どう? 芸能人だったら「デビュー当時と比べて」とかね。

 

少なくとも、郷ひろみに対し、

「郷さんの若い頃は」

なんて、誰も言えないし聞けないと思う。