私が多少なりとも俳句をたしなむようになったきっかけの番組「プレバト」。
この12日に冬麗戦が放送され、その後13日から15日、品川駅に上位入選10句が表示されると言っていたので、見てきた。
お題(テーマ)は「ラッキー」。
行ってわかったのは、コンコースの左右に10枚ほどのパネルがかけられているものの、表示されているのはプレバトの句だけでなくて、いろ~~んな会社のいろ~~んな広告が代わる代わる出てくる、ということ。一度プレバトの俳句が流れて消えたら、次に出てくるまで3分くらいは待たなければならなかった。
ごめんなさいね、これちっとも分からなかった。チャームという言葉に馴染みのある日本人も少ないのではないか。
夏井先生の直しがあったが、直しても好きじゃない句。
9位、Mr.プレバト(を自称する)梅沢富美男の句。
夏井先生が直したものも見せるが、私、この直しは違うぞ、と思う。
「ん」のつくもの2つ、と言ったら、「プリンとまんじゅう」「うどんとラーメン」だってそうじゃん。
「れんこん」「なんきん」のように、1つの食品名の中に「ん」が2つ入っていなければならないのに、意味が違ってしまうではないか。夏井先生の直しは、時々疑問だ。梅沢氏の原句の方がいい。
8位は、横尾くん。オシャレだね。しかし私は黄色の京急ってあるのを知らなかった。東急線の青ガエルは大好きだけど。
これも夏井先生の直しがはいった(けど、撮影しなかった)。
7位は、犬山紙子。これも夏井先生の直しが入った(けど撮影しなかった)。
6位は、千原ジュニア作。私これ好きだわ。
ええ~~? 郷ひろみって焼き鳥屋なんかに来るんだ!と、聞くだけで衝撃なのに、隣の席に座っていたらビックリどころの話ではない。
驚愕の出来事を述べただけで、俳句としての文芸というか文学性は少ないと思うけど、マジで面白い。
5位は、フジモン。字足らずの俳句って私苦手なの・・・。
と思っていたら、夏井先生が直してくださった。
4位は、森口瑤子さんで(この人きれいね)、夏井先生の直しが入った。マフラーの裾のひらひらを表す「フリンジ」なんて言葉、夏井先生も多分、調べたに違いない感じ。
3位は、千賀くん。若いのによくこんな言葉を選べるね。直しなし。
2位は、本上まなみさん。素直な句。「雪虫」なんて知らなかった。伝説上ではなくて本当にいる虫だと知った。
直しなし。
そして最後、1位は、元ちびまる子ちゃんという形容がいつも付くけど、森迫永依さんの句。
よく、「ケサランパサラン」なんて知っていたなあ。
こっちは「雪虫」と違って伝説上の生き物?らしい。
梅沢御大が「俳句の申し子」「自分の後継者」と絶賛していた。すごい人が現れたものだ。